いつのまにかダウンロード終わってる!みたいな。
米カリフォリニアで開催された開発者会議の「Android Dev Summit」にて、ユーザーがアプリを使っているあいだにバックグラウンドでそのアプリをアップデートできるAPI「Google Play In-app Updates API」を発表しました。
Androidのディレクター・オブ・プロダクト・マネージメントであるStephanie Cuthbertson氏は「Android Developer’s Blog」に次のように書いています。
このAPIでふたつのオプションが利用できるようになります。
1つめは、アップデートができるようになったらフルスクリーンで通知するというもの。脆弱性の修正や緊急アップデートのときに使います。
2つめが、フレキシブル・アップデートです。ユーザーはアップデートがダウンロードされているあいだもアプリを使い続けることが可能になります。
アプリ制作者はアップデート・フローがアプリの一部であるかのようにカスタマイズすることができるのです。
The Vergeはこの機能について、開発者はアプリを自動アップデート設定にしていないユーザーにもアップデートを促せますし、ユーザーはアップデートでイライラさせられることなく最新版を使うことができるwin-winの機能だと書いています。
Googleによると、このAPIは現在テスト中で、間もなく開発者に提供される予定だそうです。
Source: The Verge