違和感はあるけど絶妙なかわいさ。
実写化の発表以来大きく話題になっていた『名探偵ピカチュウ(原題POKÉMON Detective Pikachu)』の予告編がついに公開となりました!
ピカチュウが「デッドプール」の声でしゃべってるという違和感がすごい。でもおもしろそうだし、ちょっとかわいくてコミカルなピカチュウに見えてしまうあたり、ライアン・レイノルズの声の力はすごい。
ストーリーは、ポケモントレーナーを目指すも挫折した青年ティムが、探偵だった父の失踪事件を追いながらその過程で父の相棒だったポケモンのピカチュウと出会い、共に父を探す中で、人間とポケモンが共存する世界を壊そうとする恐るべき計画に出くわす……という感じみたい。
ピカチュウ「いいかよく聞け。これからお前には俺たちが知りたいことをしゃべって……パントマイムしてもらうぞ」
ティム「そうだ」
バリヤード「(パントマイム開始)」
ピカチュウ「パイプ? カン(Can)だな。どかす(Shove)? 押す(Push)。”俺は人を遠ざける(Push)のに、自分のもとを去った人を嫌ってしまうって問題を抱えてる"って?」
ティム「"くそくらえ(You can shove it)"って言ってるんだよ」
ピカチュウ「なんだって? しょうがない、交代しよう。君がいい警官で、俺が悪い警官だ」
ティム「だめだめだめ、俺たち警官じゃないし!」
ピカチュウ「思ったとおりにはいかないな……」
ストーリーやピカチュウの言葉はティムにしかわからないという設定は原作であるゲーム『名探偵ピカチュウ』に近いものの、街並みはネオン輝くダークな雰囲気となっていたりと大人向けな雰囲気もありそうですね。とはいえジョークの過激さは控えめなようです(R指定じゃないからね!)
ポケモンを実写映像と組み合わせて違和感を出さないためか、全体的にゲームやアニメとは質感がかなり違う雰囲気なのも面白いところ。ピカチュウのもこもこ具合は賛否ありそうですが、リアルさとかわいさを絶妙に調整していていい感じ。個人的には、あえてピカチュウをかわいすぎない感じにしていて、単なるマスコットじゃない感じにしているのがうまいと思いますね。
映画『名探偵ピカチュウ』は海外で2019年5月11日公開予定。
Source: YouTube