これバトーさんVer.0.1かもしれないこれ!
恥ずかしながらワタクシ is 老眼です。外出用運転用の視力1.2ブースターメガネと、デスク作業用の視力0.8メガネの2本を使っていますが、最近後者のメガネでも近い場所にピントが合わなくなってきました。ショックでけー。
老眼の原因は老化と共に眼の水晶体が硬くなること。眼のレンズの動きが悪くなり、ピント調整能力が落ちてしまうんですね。
本題です。おや、このウェアラブルはなんですか?とスタンフォード大学 from SIGGRAPHのブースをのぞいてみました。そこにあったのは、装着者の視線に合わせて複数のレンズの位置を自動調整し、自動でピント調整を行う老視矯正装置「Autofocals」。まさかのAFメガネ!
まずスマホ&VRゴーグルを用いて現在の視力を計測します。
テストレンズをAutofocalsに装着した上で視点移動のテストをおこない、プロファイルを作成したら、さあ本番スタート。通常のメガネではピントが合わなくなっていた近い場所を見ると、1秒も経たずにAutofocalsはテストレンズの位置を変えて、注視している場所がシャープに見える!
レンズ位置の調整範囲は短いしスピーディだから、周囲からは何がどうなっているのかわかりません。しかしAutofocalsを着けている老眼ニストからすると、天を仰ぎ見て神に感謝するレベル。まるでデジカメのAFを両目に搭載したかのようなサイバネティクス感にも供物を捧げたい...。
バトーさんの義眼のような多機能性はありませんが、なんだか攻殻機動隊ワールドに入り込めたような謎の感動があるんです。もしかして、ウェアラブルハイテクメガネでいろんなものが見える世界が来るのかもしれないという期待感と共に。
Source: Inter BEE 2018