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finalイヤフォン「Make」が一般販売開始。847通り以上の“自分だけの音”

S’NEXTは、finalブランドの金属製イヤフォン「Makeシリーズ」の一般発売を、直販サイト「DIRECT SHOP」限定で15日より開始する。直販価格は、「Make1」が59,800円(税込)、「Make2」が32,800円(同)、「Make3」が16,800円(同)。Make3は国内200本限定となる。

Make3

finalが各地で開催してきたイヤフォン組立イベントの経験を踏まえ、「自分だけの音をつくれる」イヤフォンを開発。クラウドファンディングで製品出資者を募り、目標金額の1,747%となる3,400万円以上を集めて製品化した。クラウドファンディング募集者向けの発送が完了したため、一般販売を行なう。

Make2
Make1

筐体の素材はステンレスで共通。仕上げは「Make1」が鏡面、「Make2」はガンメタリック、「Make3」はマットブラック仕上げとなる。ドライバ構成は、Make1がバランスド・アーマチュア(BA)×3、Make2がBA×1とダイナミック型×1のハイブリッド、Make3はダイナミック型×1。

音質調整フィルタを交換してチューニングが行なえる。交換できる箇所は複数あり、組み合わせにより「Make1」は77通り、「Make2」と「Make3」は847通り以上の音が楽しめるという。

音質調整フィルタを交換して自分好みの音にチューニング

インピーダンスは、Make1が12Ω、Make2が13Ω、Make3が15Ω。

MMCX端子を備え、ケーブルの着脱が可能。付属ケーブルはOFCで、Make1はシルバーコート、残りの2モデルはブラックケーブルとなる。重量はMake1が39g、Make2とMake3が各34g。

リケーブルによるチューニングを楽しむための、MMCX対応バランスリケーブル3製品は30日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、シルバーコートケーブル2製品(2.5mm 4極、4.4mm 5極)が各19,800円前後(税込)、ブラックケーブル(2.5mm 4極)が7,800円前後(同)。L型プラグを採用し、長さはすべて1.2m。イヤーフックが付属する。

シルバーコートケーブル(4.4mm 5極モデル)
ブラックケーブル(2.5mm 4極)