人の数だけ、使い道もある。
スマホやラップトップではなく、iPadでないとダメな理由、iPadだからこそ使う理由って人によって違う気がしますが、どうなんでしょ? 先日、米GizmodoでiPadを何のために使っているのか読者の皆さんに意見を求めたところ、たくさんのコメントが集まりました。
納得の理由や「え、別にiPadでなくてもタブレットであればよいのでは?」と突っ込みたくなるような理由まで、色々あります。
1. クリエイティブな作業…とPhotoshop
Apple Pencilとペアを組んだiPadより優れたデジタルな落書き帳になるデバイスは数少ないですし、ProcreateからPaper、SketchBookなど、泉のように湧き続ける創造力を助けてくれるアプリがたくさん用意されています。フル機能のPhotoshopが2019年にリリースされると発表されましたが、Illustratorも同じ道を辿るのでしょうか?
2. 写真を見せびらかす
メッセンジャーアプリやFacebookを通して写真を見たり、共有するためにiPadを使う人もいます。お客さんが来ると昔はフォトアルバムを棚から引っ張り出してきたものですが、2018年の今はiPadを出せばいいのです。
3. コミックを読む
iPadの大きくて明るいスクリーンは、コミックを読むのに最適。スマホよりも見る面積が広く、ラップトップよりも操作性が各段に良いですからね。この分野での人気アプリは10万以上のタイトルがあるComixologyはもちろん、代わりにDC ComicsやMarvel Comicsなど。
4. 持ち運び用
iPadは出先で使うのにもってこいです。ラップトップを持つよりも運びやすいし、スマホよりも画面サイズが大きいです。ある読者は、ラップトップを持って回りたくないなら、iPadは「日々使える、すばらしい普段用コンピューター」だと書いていました。
5. 子供用デバイス
(より求めやすい)iPadは子供にとって合理的。シンプルに使えて、動画観賞やゲームをするのに最適です。さまざまなレンタルコントロールがありますし、アプリの品ぞろえが豊富なので、かなり安全な選択肢だと言えるでしょう。
6. 気楽なゲーミング用
ハースストーンにしろマインスイーパにしろ、何人かはiPadを選ぶ理由としてカジュアルなモバイルゲーミングを挙げていました。スクリーンの広さがありますからね。多くの人気タイトルがタブレット用に最適化したインターフェイスを用意しているので、スマホのバッテリーを使いきることなく何時間もゲームに没頭できます。
7. ベーシックなコンピューター
何人かの年齢が高めなユーザーは(ラップトップと比べての)iPadのシンプルさ、(スマホと比べて)大きくて読みやすい画面を本当にありがたく思っていると言っていました。メールやSNS、ウェブ閲覧などといったあらゆる基本的なタスクをこなせるシンプルなツールです。iPadが本当にラップトップに取って代わった人たちもいるようです。
8. ビデオ通話
スマホとラップトップでもビデオ通話はできますが、スマホの画面に向かって目を細めてたら表情の細かい部分は分からないし、ラップトップでSkypeやFaceTimeを使っていたら、簡単には子供たちを追い回せませんからね。
9. いろんな読書
コミックについては前述しましたが、多くの人が別の種類の読み物を挙げていました。デジタル雑誌にKindle、ニューヨーク公共図書館、あるいはどこの図書館にだってタブレットからアクセスできます。良質な読書でくつろぐとなると、こういうちょっとした大画面が違いをもたらすもの。
10. 文書の見直しと赤入れ
読書用という意見アイデアを拡大して、米Gizmodoの読者さんたちはエッセイや論文といった文書の見直しと赤入れにもiPadは使えると言っていました。PDF Expertはコメントで述べられていたアプリで、 Apple Pencilと機能してテキストを変えたり、画像を編集したり、注釈を足したりできます。
11. 天気を調べる
iPadの広い画面が重宝する別の使い方として、お天気アプリがあります。大きいディスプレイで衛星画像や雨雲レーダー、長期予報、あるいは降水量や風速についての細かな情報を堪能できるからです。
12. ファイナンスと銀行取引
多くの人が銀行取引や資金管理をスマホでしますが、複雑なExcelスプレッドシートを必要とし、PC版のウェブサイトにアクセスしないかぎり、これもまたiPadの方がラップトップよりもうまくこなせる作業。MintやXeroなど、使えるアプリはたくさんありますよ。
13. 譜面を読む
紙をめくったり、譜面台のバインダーを使ったりする代わりにiPadで五線紙を表示させている人もいました。forScoreやSymphony Proのようなアプリには、注釈をサポートやオーディオファイルの同期などミュージシャンの人生を楽にする機能がたくさんついてきます。
14. 大きな画面でルートを練る
やりとりの中で出てきた他の使い道は、iPadでルートを計画すること。当然ながらApple マップからGoogle マップまで有名なアプリがでそろっています。フロントガラスにタブレットを固定する必要はないですが、画面が増えるとルートを計画したり会場を調べたりするのに役立ちます。
15. フライト計画用
これはニッチな使い方ですが、フライト中(実際に操縦してる時)にiPadがどれだけ役立ったかと述べたコメントもありました。どうやら使われたのはForeFlightというアプリで、飛行データを全部、1台の使いやすいタブレット端末で持てるにしてくれるというもの。
16. レシピ探し
キッチンでiPadを利用すると言う人もいました。具体的にはレシピを見るためで、YouTubeにある動画のものや、Yummly、クックパッド、あるいはBigOvenのような昔ながらの手順を追ったものかもしれません。iPadは料理中、目の前にちゃんとレシピを表示しておいてくれます。
17. メモを取るため
付属のキーボードカバーと一緒、あるいはApple Pencilによって、iPadはメモを取るデバイスとして人気です。それに、会議と講義へと持ち運ぶのにラップトップよりも間違いなく楽です。手書きメモが検索できるアプリとしてMyScript NeboとNotabilityが挙げられていました。
18. 映画と音楽
多くの人がNetflixやHulu、YouTubeなどにタブレットを使っていますが、音楽の再生といったコメントもたくさんありました。何でもスマホから動かすよりも、Sonosのシステムをコントロールするためだけのデバイスや似たようなものを持つ方が、使い勝手が良いようです。
19. ポルノを見る
くつろいで動画を楽しむと言えば…ポルノを忘れないようにと伝えてくれた読者もいました。こういった成人向けコンテンツをタブレットで見るのは、TVやラップトップで見るよりも人目につきにくそうですし、iPadは簡単にロックできますからね。