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ジェットエンジンを背負って自由に空を飛び回る男たちを追ったドキュメンタリーの予告ムービーがすごい


空を自由に飛ぶ鳥に憧れたスイス人発明家のYves Rossy氏が、小型のジェットエンジンとカーボンファイバー製の翼で自由に空を飛べるスーツ「ジェットマン」を開発、仲間とともにノルウェーのフィヨルドの上を飛びまくる様子を取材したドキュメンタリー映画「LOFT: The Jetman Story」の予告ムービーが公開されています。映像は4Kという超高画質で、切り立ったノルウェーの山並みを猛スピードで飛んでいく映像は圧巻の一言に尽きます。

LOFT: The Jetman Story - (Official Teaser) 4K - YouTube


霧の深い渓谷の間をヘリが飛んでいきます。


ヘリにつかまっているのは、翼を背負った3人の男。


1996年にジェットマンを発明したYves Rossy氏。


2013年にジェットマンのプロジェクトに参加したVince Reffet氏。


2014年にジェットマンのプロジェクトに参加したFred Fugen氏。3人はこれまでに、ドバイにあるブルジュ・ハリファの上から飛んだり、ジェット機との編隊飛行にチャレンジしたりしたことも。


ある高度に達すると、3人はヘリコプターから手を離し……


滑空を開始。


ジェットエンジンから白いすじ雲を出しながら、岩山すれすれを飛んでいきます。


ジェットエンジンによる加速で、最高速度は時速300km以上にも達することも。


夕やけ空を背景にジェットマン3人が並んで飛んでいきます。


滑空だけではなく、ジェット噴射による滞空もできる模様。


排気の雲を描きながら空を飛び回る姿は、まさに人間ジェット機。


飛んでる最中にトラブルが発生することもあるようで、翼についているジェットエンジンから何か部品が飛び散ったかと思うと……


突然ジェットエンジンが火を噴きます。


カトンボのように落ちていくジェットマン。


ジェットマン開発の第一条件は安全性とのことで、着陸時に備えたパラシュートを展開し、一命を取り留めます。


無事を祝って握手。


Rossy氏が次に計画しているコースは、ノルウェーに切り込むフィヨルドをジェットマンで飛び抜けるというもの。


岩肌に当たってしまえばもちろん命の保証はありません。綿密なシミュレーションが重要となります。


エンジンの整備はOK。


ヘリに乗り込んで……


山の頂上近くに作った特別製の足場から飛び降ります。


覚悟を決めてジャンプし……


エンジンを稼働。


ノルウェーの美しい山並みを3筋の白い雲が横切っていきます。


ジェットマンは飛びながら、時には高度をぐっと落とします。地表にある村の家や畑がはっきりと見えます。


ヘルメットに装着したアクションカメラの映像は、天地が逆転してものすごい速度で流れていくという、本物の戦闘機のコックピットからではないと拝めないような迫力あるものでした。


「LOFT: The Jetman Story」の公開時期は記事作成時点ではまだ未定とのことです。

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in 乗り物,   動画,   映画, Posted by log1i_yk

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