寒くなってきたのでキャンプやBBQをすることも少なくなってきましたが、キャンプに行く人も行かない人でも、キャンプ用品の軽量性や耐久性には惹かれる、という人は多いのではないでしょうか?
キャンプ用品を日常使いする人も多いですが、中でも、軽量性や耐久性に優れたチタン製品は、まさに憧れの存在と言えます。チタン製ツール「MUNCHER(マンチャー)」はチタンという素材の魅力に加えて、多機能さまで追求した非常に完成度の高いプロダクト。今回、姉妹サイトmachi-ya(マチヤ)でキャンペーン実施中でしたのでお借りして試してみました。
調理から食事、その他がたった1つで対応可能
この「MUNCHER(マンチャー)」は10in1のマルチツールでありながら、わずか20gの重量となっているためまず重たさを感じることはありません。また弾性と剛性に優れたフルチタン製のため曲がったりといった心配も無用です。ここからは主要な機能を試してみたのでご紹介します。
のこぎり状の歯がついたナイフ部分は簡単な調理はお手の物といった感じです。芯が硬い生の人参もそれほど力を入れなくてもカットすることができました。
同じナイフ部分はカッターとしても機能します。アルミ製のレトルト食品のパウチも簡単に切ることができましたの。
本体真ん中の大きく穴が空いた部分は野菜のピーラーとして利用できます。家庭にある首振り機能がついたピーラーと比べると若干コツは必要ですが、慣れれば問題なく使用できます。
スポーク(スプーンとフォークが合体したカトラリー)部分のスプーン機能は必要十分といった印象。全体的に薄くスリムに作られているため、スープなど汁気の多いものをたくさん掬って豪快に食べたい、という用途は少し苦手ですがカレーやシチューのようなものでも問題なく食べることができます。また感じ方は人それぞれですが、チタン製で鉄臭さが一切ないので風味を損なうことありませんでした。
フォーク機能についてはソーセージやお肉などある程度硬さがあるものであれば問題ありませんでした。ただしフォーク部分の長さが短いためフルーツの缶詰など柔らかい食材の場合には抜け落ちることもありましたので持ち方などで工夫する必要はありそうです。
今どきは見かけることも少なくなったプルタブ方式でない缶詰も缶切り部分で難なくオープン。多少コツは必要ですが、要領さえ分かってしまえば特に不便は感じませんでした。
ピーラー部分は栓抜き機能とも同居しています。この栓抜き機能は一般的な栓抜きのようにテコの原理が効きにくいため、力をかける方向など少し工夫は必要でしたが問題なく開栓することができました。
水洗いだけでもきれいに
油汚れが付着している状態ではやはり洗剤での洗浄が必要になりますが、簡単な汚れであれば水洗いだけでも比較的きれいになりました。
火起こし機能はいざという時に役に立つかも
キャンペーンページ内でも紹介されていた火起こし機能は少し訓練が必要です。付属のフェロセリウムロッド(鉄とセリウムの合金)をMUNCHER(マンチャー)で勢いよく擦るとバチっと火花を飛ばせます。コツはしっかりと摩擦をかけ、フェロセリウムロッドを削り取るようすることです。ただあいにく撮影当日は風が強く、火花をうまく点火先まで誘導できませんでしたので火起こしの際は風よけなどの環境整備も必要です。
「MUNCHER(マンチャー)」は、現在、クラウドファンディングサイト「Machi-ya(マチヤ)」にてキャンペーンを実施中です。単品が30%オフの5,300円(送料込)からオーダー可能。お得な複数セットも用意されています。商品の詳細は下のリンクからチェックしてください。
Photo: 増田 隼也
Source: machi-ya