フリーランスで働くなら、企業が複数人でやっていることを、たった一人でこなさないといけません。社長も、経理も、営業も、法務も、総務も、全部ひとりでやります。

集客用のウェブサイト、チラシ、名刺などのデザインもその一つです。外注はできますが、外注は高い上に、「思っていたのと違う」というズレも起きがち。そして、何度も修正を依頼できません。

販促用デザインをおしゃれに手軽に作れる「Canva」

そもそも得意な人は良いのですが、販促資料のデザインは、対価が発生しない仕事。あまり多くの時間を費やしたくはありません。そんなときに役立つウェブサービスが「Canva」です。

デザインのノウハウがない、零細企業、バンド、NPO、フリーランスなどでも、簡単におしゃれな販促資料を短時間で作れる! Canvaの魅力を紹介します。

Do you want to be a translator?Masaharu Hayataki作 Canva 制作例)

SNS用、ポスター、チラシ、名刺など豊富なフォーマットが選べる

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Screenshot: 早瀧正治 via Canva

Canvaでは、まずデザインしたいサイズのフォーマットを選びます。

種類は、Twitterの投稿画像、Twitterのヘッダー画像、ポスター、チラシ、名刺、本のカバーなど、さまざまな用途に合わせたサイズがあり、用途に合わせて選べます。

目的に合わせたデザインのテンプレートが使える

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Screenshot: 早瀧正治 via Canva

Canvaには、個人ブログの旅記事のTwitter画像、ソフトウェア開発企業の求人用Twitter画像、文具店のセール情報用Twitter画像など、各サイズに合わせたデザインのテンプレートがたくさん揃っています。

そのほとんどのテンプレートは無料で提供されています。また、有料であっても1ドルからと格安です。

デザイン素材の検索など、必要なことがCanva内で完結する

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Screenshot: 早瀧正治 via Canva

Canvaは、写真、グラフ、図形、イラスト、アイコンなど、使い勝手の良い画像素材が見つかり、その大半が無料。有料の素材もだいたい1ドルで提供されています。

日本語フォントにも対応している

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Screenshot: 早瀧正治 via Canva

こういった海外ウェブサービスの弱点は、日本語のUIがない、UIがあっても日本に最適化されていないことなのですが、Canvaは、その問題を解決しています。

日本語のフォントもあり、使いたいフォントをアップロードすることもできるので、日本語での画像作りも無理なく行えます。


「このツールさえあれば、デザイナーいらず」ではありませんが、デザインの基本さえ学べば、素人目にはそれなりのものが作れます。登録は無料なので、ぜひお試しください。

Source: Canva