ニュース

FLW構造ドライバで“澄んだ音”のラディウスBluetoothイヤフォン。aptX LL対応

ラディウスは、新開発ドライバー搭載のBluetoothイヤフォン2機種を14日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、11mm径ドライバーの「HP-NX30BT」が11,980円前後、9.8mm径の「HP-NX20BT」が9,980円前後。

HP-NX30BT(左からブラック、レッド)

どちらも新技術「FLW(Floating Lead Wire)構造ドライバー」を採用し、ノイズの少ない澄んだ音色を特徴とするワイヤレスイヤフォン。Bluetooth 5.0準拠で、コーデックはAAC、aptXと、低遅延なaptX Low Latencyに対応する。

HP-NX20BT(左からブラック、ブルー、レッド)

FLWドライバーはダイナミック型。従来構造のダイナミック型ドライバーのようにボイスコイルのリード線を振動板に接着せず、ユニット中心の空洞から引き出して背面のPCBに接続する空中配線設計を採用。振動板に余分な負荷を与えずにドライバーを駆動させることで、偏った負荷によるローリングの発生を抑え、振幅の大きな低音域の歪みを改善、音の濁りを解消する。「雑味がなくトランジェント(過渡)特性に優れ、はっきりとした音像と定位を実現する」という。ボイスコイル(リード線)は軽量なSPCCAW(SP-銅クラッドアルミ線)製。

FLWドライバーの構造

HP-NX30BTは11mm径ドライバーを搭載し、「より深い低音域から繊細な高音域まで広い音場と定位感」を実現。HP-NX20BTのドライバは9.8mm径で、「5〜10kHzの帯域において耳に刺さりにくい煌びやかな高音を再現する」という。再生周波数帯域は10Hz〜45kHz、伝送帯域は20Hz~20kHz。

最大約9時間音楽を再生でき、充電時間は約2時間。対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPで、スマートフォンと連携してハンズフリー通話が可能。ペアリングは初回のみで、次回使用時には自動で接続される。最大5台の機器とのマルチペアリングと、2台までのマルチポイント同時接続に対応する。本体はIPX4の防滴仕様。

XS/S/M/Lの4サイズの「ディープマウントイヤーピース」が付属し、耳への装着感を高める。シャツの襟元にバッテリーケースを固定できる着脱式クリップも同梱。カラーは、HP-NX30BTがブラック/レッドの2色、HP-NX20BTがブラック/ブルー/レッドの3色。

使用イメージ ※スマートフォンは付属しない

HC-M100BTH

MMCX対応のイヤフォンをワイヤレス化できるBluetoothレシーバケーブル「HC-M100BTH」を12月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8,980円前後。

HC-M100BTH

MMCXコネクタを備えたBluetoothリケーブル。コネクタ付近のケーブルは形状記憶ワイヤーを採用し、耳かけ式で装着できる。Bluetooth 4.1準拠で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。コーデックはAAC、aptX/aptX LL、SBCに対応する。最大4台の機器とのマルチペアリングと、2台までのマルチポイント同時接続に対応する。

音量調整や再生/停止、曲送り/曲戻し、スマホの受話/終話などの操作に対応。Siriや音声検索の呼び出しも行なえる。約2時間の充電で最大約9時間使用可能。本体を襟元に固定する着脱式クリップが付属する。