統治される者と戦う者。どちらも人間らしいです。
地球外生命体により占領されてから10年。人類は彼らに協力する者たちと、抗う者たちに分かれた
という、シカゴの街を舞台に2種類の人々を描くSFスリラー映画『Captive State(キャプティヴ・ステイト)』がやってきます。
制作は『猿の惑星: 創世記』を撮ったルパート・ワイアット監督と、『ア・キュア・フォー・ウェルネス』のデイヴィッド・クロケットによるプロデュース。
黒人青年ガブリエルおよび反体制グループ「フェニックス」と、エイリアンに統治され従う人々との対立。そして未知なる力を持つ地球外生命体が描かれます。
エイリアンによる侵略ではなく、それ以降の時代に生きる人間たちに焦点を当てている本作。巨大な岩石の宇宙船は『メッセージ』のようでもあり、侵略された世界と戦う人々の姿は『スカイライン』を想起させますね。
ですがこちらのティーザー予告編を見ると、『ゼイリブ』みもあることがわかります。
俳優陣は、コメディーからシリアスまでこなし、最近のSFでは『10 クローバーフィールド・レーン』や『キングコング: 髑髏島の巨神』にも出演したジョン・グッドマン、そして『死霊館』シリーズや『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のヴェラ・ファーミガなどの顔ぶれ。
政府機関の下で働くようになったガブリエルは、どのような真実を知るのか? そしてフェニックスは革命を起こせるのか? 石ころの集合体みたいなエイリアンや、複眼のロボットも気になりますね。
『Captive State』北米公開予定は2019年3月29日です。見たいぞ!