スパム対策がさらに強化?
Android(アンドロイド)ユーザーの一部に、Google(グーグル)の公式「Messages(メッセージ)」アプリに新しいスパム対策機能がついたというお知らせが届きはじめ、話題になっています。
Androidの動向を常時みつめる米のファン情報サイトAndroid Policeでは、「この機能アップデートはまだ全ユーザーには展開されていないようである」としています。
一部のユーザーにはすでにAndroidの「Messages」アプリを立ち上げたときに、次のような通知メッセージが表示されているようです。
「To help protect against spam some data about your messages, but not any content, is sent to Google.」
「スパム対策の一環として、あなたのメッセージデータの一部はGoogleに送信されます。これ(送信されるデータ)には(メッセージの)コンテンツは含まれません」
Android Policeのスクリーンショットを見る限りでは、このスパム対策機能はAndroidの設定メニューの環境設定で、オン・オフ切り替えができるようです。
Googleのサポートの情報によれば、Googleがユーザーから収集するデータには、送受信するメッセージの内容や電話番号は含まれない模様。
これはユーザーがGoogleに送信するスパム報告とは異なるもので、このスパム報告では、スパム送信者から送られたメッセージ全体を送信する必要がありました(その送信記録は通信業者にも送られている可能性があります)。米GizmodoではGoogleにスパム対策の展開計画についての詳細な情報提供を求めているところです。
Googleなんて信用ならないっていう人は、テキストメッセージの送信は一切やめ、サードパーティー製の暗号化が行き届いたアプリに乗り換えることですね。