• セキュリティ企業のSplashDataは2018年、最悪のパスワード100を発表した。
  • 今年の結果を見ると、多くの人はまだ最悪のパスワードを使い続けている。
  • もしトップ25の、いやトップ100に含まれるパスワードを使っているなら、すぐに変えた方がいいだろう。

最近の数多くの情報漏えいから、我々は何も学ばないのだろうか?そんなことはないはずだ。セキュリティ企業のSplashDataは、毎年恒例の「最悪のパスワード100」を発表した。2018年、500万ものパスワードがインターネットに漏れた。

最悪のパスワードは今年も「123456」と「password」だった。パスワードを変えた人もいたようだ。今年はいくつか新しい「最悪」も登場した。例えば「donald」が23位にランクイン、おそらくトランプ大統領にちなんだものだろう。数多く使われ安全性の低い最悪のパスワード、トップ25は次のとおり。

  1. 123456 (Rank unchanged from last year)
  2. password (Unchanged)
  3. 123456789 (Up 3)
  4. 12345678 (Down 1)
  5. 12345 (Unchanged)
  6. 111111 (New)
  7. 1234567 (Up 1)
  8. sunshine (New)
  9. qwerty (Down 5)
  10. iloveyou (Unchanged)
  11. princess (New)
  12. admin (Down 1)
  13. welcome (Down 1)
  14. 666666 (New)
  15. abc123 (Unchanged)
  16. football (Down 7)
  17. 123123 (Unchanged)
  18. monkey (Down 5)
  19. 654321 (New)
  20. !@#$%^&* (New)
  21. charlie (New)
  22. aa123456 (New)
  23. donald (New)
  24. password1 (New)
  25. qwerty123 (New)

もしあなたが使っているパスワードがトップ25に入っていなくても、喜んではいけない。SplashDataの最悪のパスワード トップ100を確認してほしい。もしトップ100に入っていたら、パスワードを変えた方がいい。SplashDataは以下のようにアドバイスしている。

  • 12文字(12桁)以上のパスワードを使用し、アルファベット(大文字/小文字)、数字など複数のタイプの文字を使う。
  • 複数のサービスにログインするなら、それぞれ違うパスワードを使う。そうすれば、もし1つのパスワードが漏えいしても、被害を最小限にできる。
  • パスワード管理ツールを使うことで、資産と個人情報を守る。パスワード管理ツールはランダムなパスワードを生成し、ログイン作業を自動化できる。

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[原文:The 25 worst passwords of 2018 based on 5 million leaked passwords on the internet

Image: Den Rise/shutterstock

BUSINESS INSIDER JAPANより転載(2018.12.14公開記事)