キーバインド変更のさらに上のレイヤーへ。
Windows用とMac用。キーボードは同じように見えてちょっと違います。Macでお気に入りのWindows用キーボードを使いたいって人は、キーバインドを変更してる人も多いんじゃない? 特にCtrlやCaps、WinとAltあたり。
確かにちょっと設定をいじれば、これらのキーの配列は変えられますけど、あくまでも内部で置き換わっているだけなので、頭でそれを理解しておく必要があります。Ctrlキーは「Ctrl」、Altキーは「Alt」であり、その印字までは交換できません。
しかし、そこで諦めずにキーレイアウトの自由を求めたのが、現在開催中のCESに出展しているフランスの企業Nemeioのキーボードです。
Bluetooth接続のこのワイヤレスキーボードは、キー部分を電子ペーパー(E-Ink)で表示することで、すべてのキーのキーマッピングを自由に変更できるんです。つまり、「印字」を「表示」に置き換えちゃったわけ。省エネなE-Inkならではの活用法ですね。
キーマッピングの変更は、専用のソフトでドラッグ&ドロップと非常に簡単。
利用するアプリや端末に合わせて、プロファイルを変更できるみたいですし、アプリ上のショートカットボタンなども作れるので、まさにオレのためのオレ配列キーボードへとフルカスタムできるわけです。押すとTwitterが開くボタンとかオンラインゲーのマクロボタンとか作っちゃうよオレ!
このキーボード、メイドインフランスで現在制作中。発売時期や価格などはまだ未定です。望み薄だけど、JISレイアウトの登場を願っております…。