これぞ、母艦。
デザインもスペックも、これぞゲーマーのためのラップトップだ!という端末がAsusから発表されました。ゲーマーのためにSurfaceをちょっと大きくした感じというAsusの「Mothership」。CES現地入りしている米Gizmodo編集部が触ってみた感想は?
Asusが「Mothership」という名のラップトップ をCESでお披露目するらしいと噂を聞いた時から、絶対見る!と決めていました。ラップトップとは言うものの、実際に見てみると2in1端末であり、ゲームマシン、そこにRGB色のライトアップ。まさに名前の通りUFOぽくて、楽しみにしてたかいがありました。大満足!
この「ROG Mothership GZ700」の仕様をさらっと紹介すると、まず取り外し可能キーボードと、キックスタンドがついています。簡単に例えるならゲーマー用の大きめSurfaceという印象。Nvidia RTX 2080 GPU、VRAM 8GB、G-syncの17.3インチ(144Hz)ディスプレイ、CPUは6コアIntel Core i9-8950HK。これに最大RAM 64GB、512GBのPCIe SSDまで搭載可。Realtekの2.5G Ethernet、HDMI、USB-A、USB-Cがついて、802.11ax WiFi対応。正直、そこらへんのゲームPCが霞んで見えます。
スペックだけでなく、ゲーマーにうれしいのは外れるキーボード。横でも、ナナメ置きでも、お気に入りのスタンドの上に置くでも、ゲーマーの使いやすい場所に好きに置けるのがいいですよね。些細なことに感じますが、プロゲーマーたちを見ていると、スクリーンの目の前にででんとキーボードを置いている人はあまりいないので、自由に配置できてこそパフォーマンスを発揮するはず。キーボードはUSB-Cポート経由で有線で使うこともできるので、このへんはお好みで。ボディ右上から風を取り入れる冷却システムも◯。
Mothershipがあまりにパワフルなので、電源ポートは2つあるというね。逆に言えば、バッテリーの保ちには期待しないように。ただ、どうしてもバッテリーもちを優先したいというならば、GPUのオンオフ切り替え機能があるので、それを使うのも手です。ゲームしないならの話ですけど。
Mothershipという名がぴったりくるRGBライトは、キーボードだけでなく、スタンドの裏側やポートにもあり、ゲーム好きの心をくすぐります。
Asusいわく、Motehrshipは今年の第1四半期中には発売するとのことですが、価格はまだ明らかになっていません。ゲーム好きのみなさん、目を光らせてお待ちください。