しかも君“たち”です。後ろの人の瞳にもフォーカスインです。
2019年1月時点でフルサイズミラーレス界の覇権を争っているソニー、ニコン、キヤノン。それぞれのメーカーのユーザーは「こっちにはコレがあるけど、そっちにはないじゃん」と、自分んちの芝生が青いことをアピールしています。
その戦いのリングとなりやすい機能の1つが瞳AF。顔ではなく、瞳にフォーカスをビシィッと合わせるスキルですね。ソニーのα7/α9系にはあります。キヤノンのEOS Rにもあります。ニコンのZシリーズにはありません。
でも今後のフォームウェアアップデートで、ニコンのZシリーズでも瞳AFが使えるようになるみたい。ただいま開催中のCESに合わせて、ニコンが予告しました。もう「いいんだよポートレートは撮らないから」と言わなくてもよくなるみたい。
Nikon Europeが公開したデモムービーを見ると、おおお、確かに瞳にフォーカスが合っています。また2人のモデルがいるシチュエーションでは、どのような操作をするのか不明ですが、どちらのモデルの眼にもフォーカス・イン。
現時点ではこれ以上の情報はわかりません。たとえば左右の眼のうち、近い方にフォーカスを合わせてくれる機能があるのかどうかは不明です。そしてこの機能こそが、ポートレート撮影においてもっとも大事。ニコンさん。どこまで作り込んでくるでしょうか。
しかし瞳AFもポピュラーな機能となってきましたね。次のAFのトレンドは何になるでしょうか。猫AFでしょうか。それとも飯テロAFでしょうか。
Source: Nikon Rumors, Digital Photography Review