マーク・ザッカーバーグ、恒例の新年の抱負。2019年のはちょっとビミョー

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  • author Rhett Jones - Gizmodo US
  • [原文]
  • 岩田リョウコ
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マーク・ザッカーバーグ、恒例の新年の抱負。2019年のはちょっとビミョー
Image: Mark Zuckerberg

2017年までの新年の抱負は面白かったけど...。

2009年に始まったマーク・ザッカーバーグの新年の抱負シリーズ。これまで毎日ネクタイをつける、アメリカ国内の全州に行く、中国語を習う、自分で殺した動物だけを食べるなどをやってきたマーク。2018年は「Facebookが抱える問題の解決でしたが...多くのスキャンダルに見舞われ、うまく行ったとは言えない1年でした。今年はというと「社会におけるテクノロジーの未来について語る公開討論ショーのホストをする」だそうです。

2017年までは個人的な学びの抱負を掲げてきたマークですが、去年はFacebookの抱える問題の解決、そして今年はいろんな業界のエキスパートを招いたトークショーを今のところ、数週間に1回のペースでFacebookかInstagram、または他のメディアで公開でやりたいと考えているそうです。

公開討論ショーのテーマは以下のようなことが含まれるとマークはFacebookに投稿しています。

「これからもテクノロジーによって、より多くの人が発言する機会が与え続けられるのがよいのか、それとも考えを表現するのはコントロールされるべきなのか。暗号化や他の手段によってもっと人に権力を握らせ、権力を分散すべきなのか。物理的なコミュニティが弱くなってきている今、我々の社会組織を強化するためにインターネットはどんな役割ができるだろうか。地球全体の協力が必要である世界の大きな問題に我々が取り組むのためにどんなインターネットを構築すべきなのか。人間がやっていることを自動化するAIをただ作るのではなく、もっと多くの職を作り出すためにはどんなテクノロジーを作るべきなのか。」

Facebookが誕生してからもう15年。近年はマークにとってはキツくなってきているような印象もありましたが、2018年の抱負がFacebookの問題解決となったことから、やっぱり大変なんだなぁと思わざるをえません。そして「やっぱり1年間では解決できないほどの問題だった」と2018年の年末マークは言っていました。これまでは、自分のアイデアを構築して、それが自ずと示してくれたらいいなと思っていたそうですが、これからはもっと自分自身が前に出て行かなくてはいけないと感じているとのこと。

さてさてマークの討論ショー、どんな感じになるのか楽しみですね。いつスタートするんでしょうか、そしてゲストにはどんな人が呼ばれるのでしょうか。