2Wayの使い方でお得感2倍!?
単体で完結してしまっているタブレット端末は、ある意味ナマケモノといっても良いかもしれません。少なくとも、Lenovo(レノボ)はそう考えているようです。
同社は、タブレットはNetflixの視聴やソリティアのプレイ以外にも使用できると考えており、300ドル以下のタブレット端末を2種類、発表しました。それらはAlexaを搭載したスマートスピーカーにもなり、Bluetoothスピーカーとして使えるドックも完備しています。
その正体は
「Lenovo Smart Tab M10」および「P10」と名付けられた、10.1インチFHDディスプレイのAndroid Oreoタブレットです。Alexa搭載タブレットといえば、「Amazon Echo Show」がありますが、Lenovoのタブレットは、合体分離するのがミソです。これまでのスマートスピーカーのように、家電の操作や音楽再生、天気予報のチェックに加えて、手持ちのタブレットとして動画配信なども楽しめるのです。
2つのタブレットは、同じQualcomm450プロセッサーを搭載し、Bluetoothを巧みに利用してAlexaを操作します。タブレットをドックに差し込むと、その下側にある2本のピンがドックと通信して接続するように指示を出します。ですがブースで見たデモでは、ペアリングにバグが発生しており、上手く繋がっていませんでした。Lenovoはこの接続方法が独自ポートやUSB-Cよりも優れていると言っていますが……採用するにあたってのコストも大きく関係しているようです。ともあれ、製品化するときには直っていることと思われます。
「M10」
「M10」は200ドル(約2万6100円)で「P10」は300ドル(約3万2400円)と、どちらも凄く安いです。「M10」は2GBか3GBのRAMと、16GBまたは32GBの容量が選べます。前面には2Mピクセル、背面には5Mピクセルのカメラがあり、 4,850mAhのバッテリーが内蔵されています。ドックはBluetoothスピーカーでありながら、充電ステーションでもあるのです。
「P10」
RAMは最高4GBまであり、容量は最大64GBです。そしてバッテリーは7,000mAhで前面のカメラが5Mピクセル、背面が8Mピクセルとすべてにおいてアップグレードされています。さらには指紋認証とふたつの追加スピーカーもあり、重量は「M10」が約476g、「P10」が439gという手頃な軽さとなっています。
どちらもよく似ていますが、「P10」のほうが良さそうですね。両方のタブレットは今月後半に出荷されるので、詳細は追ってお知らせします。