1日の始まりは、スマートフォンのアラーム音。そういえば、高校を卒業する時にこんなことを言っていた先生がいました。
｢大学生になって、朝時間通りに起きられたら1日の仕事の半分は終わったと思え｣
自力（アラーム可）で起きるとは、それほど大切で難しいことなのです！ てことで、CESで展示されているGoogleとLenovoが作った目覚まし時計、現地の米Gizmodoのハンズオンレビューをどうぞ。
ついにGoogle Assistantの最高・最強に相性がいい相手がわかりました。目覚まし時計ですよ、きっと。Google Assistantを搭載したLenovoのSmart Clock。つまり、目覚まし時計に特化したGoogle Assistantです。
外観デザインは、Home HubやHome Miniの流れをくんで、グレーの布で包まれた柔らかい印象。布に覆われていない部分は、4インチのタッチディスプレイ。時計は3つのデザイン（今後増える予定）から選んで表示できます。
あくまで仕事は目覚ましなので、作りはシンプル。6Wのスピーカーが内臓されたボディにあるのは、物理ミュートボタンとUSBポートが1つ。このポートはスマートフォン充電用ですね。ただ、Google Assistantがついているので、ボイスコントロール（タッチディスプレイ経由は不可）でスマートホーム端末を調整したり、お天気やニュースを聞くことも可能です。目覚ましがメインだけど、Google HomeやEchoができることは、ボイスコントロールならできます。
実際にデモを目にして思ったことは、Google Assistantとのやりとりで生じるラグが気になるということ。Google＆Lenovoの担当者は、会場のWi-Fiが原因だと言ってましたが、同じ日に見たAlexa端末のデモはラグなかったので疑問が残ります。単純に、デモを行なった場所のせいだったならいいんですけれど。
もう1つ気になったのは、その価格。この春発売予定で、価格は80ドル（約8,600円）。Home Miniより50ドル高く、Home Hubより20ドル安い。とっても微妙な値段設定。Google好きは、この値段差ならHome Hubを買うと思いますけれど。AmazonのAlexa端末と比べると、Echo Spotよりも50ドル安い。でも、Echo Spotには動画通話用のカメラがついてるしな。いやぁ、本当ビッミョウな値段です。
