Samsung、今年のラップトップはどこに力をいれていると思います?
それは、どうやら見た目のデザイン。会場で直に触ったからこそわかる、米GizmodoのSam Rutherford記者のハンズオンをどうぞ。
業界の中心をいくラップトップは、メーカー問わずそこそこ仕様が予想できます。CPUはIntel(じゃなければAMD)に、メモリや容量はMicron、kingston、WDかSamsung。グラフィックカードはNvidia。どこもこんな流れの中、一体どこで差をつければいいのか。CESのSamsungブースを見ていると、ある答えが見えてきました。鍵となるのは見た目のデザイン、なのか?
Notebook 9 Pro
昨年末に発表されたNotebook 9 Penのいいとこをとって、アルミボディでUSユーザーを意識して作られた端末。注目したいのは、アルミの粒が見えるほどに磨き上げられたボディと、エッジ面のライン入りダイヤモンドカットというデザイン。この細かいデザインのおかげで、個性がでてます。MacBookやSurfaceとの差がハッキリします。また、アルミボディは見た目のパンチだけでなく、軽量化にも一役買ってます。
スペックは、CPUがIntel Core i7-8565U、RAMが8GB、SSDが256GBで、指紋認証あり。筆圧感知4000レベルのスタイラスつき。ポートは、Thunderbot 3が2つ、USB-C1つ、MicroSDカードスロットが1つ。1.5ワットのデュアルスピーカーあり。
1つ解せないのが、スタイラスActive Penの収納場所がないこと。マグネットでいいからついてて欲しかった。昨今のスタイラスペン使う系端末はSurface Proしかり、HP Folioしかり、Yoga C930しかり、収納あってこそだと思うのですけどね。なぜ、ないんだろ。
Notebook Flash
Notebook 9 Proほどのスペックはいらないという人にはこっち。Notebook Flashは、アルミボディに代わってプラスティックな安価端末。キーが大きくて打ちやすいので、子ども向けにもいいかも。ただ、正直実物を触ってしまっただけに、個人的にはそんなに好きになれず。コンクリとゴムをミックスさせたようなざらっとした表面、このオモチャ感はユニークと思いつつ、しっくりこない。トップ表面のデザインも、アイスのトッピングのカラースプレーを連想させてさらに子どもっぽいような。これは、非常に好みが分かれるところでしょう。
スペックは、CPUがIntel PentiumまたはCeleron、RAMが4GB、eMMCストレージが64GB。これは、CESで発表されている数々のChromebookと同ラインという印象。
Notebook Flashの価格は349.99ドル(約3万7900円)からで1月15日発売。Notebook 9 Proは今年前半発売予定です。Notebook 9 Pro、Notebook Flashともに、この外観デザインが吉とでるか、凶とでるか…。