なんでもつながる時代です。
Samsung(サムスン)が2019年モデルのテレビに搭載される、PCリモートアクセス機能の情報を一部公開しました。これ、なにやらChromecastの強化版のような機能になりそうなんです。
現在のリリースだけでは、どのコンピューターやタブレット、あるいはスマートフォンでこのリモートアクセス機能が利用できるのかははっきりしません。今わかることは、このPCリモートアクセス機能はVMWareのソフトウェアによって提供され、WindowsやmacOS、iOS、Androidなど、数多くのプラットフォームで動作します。おそらく、このプラットフォームを越えたリモートアクセス機能は、Google(グーグル)やLG、Roku、Apple TVが提供するOSを限定されたリモートアクセス機能よりも、消費者にとって魅力的なものとなるでしょう。
Samsungは2017年から2018年にかけて、テレビのラインナップに「Steam Link」アプリを提供しています。これはSteamを経由し、PCからTVへとゲームを配信するというもの。2019年にPCリモートアクセス機能が使えるようになれば、ブラウザベースの動画やビデオチャットも簡単に利用できることになるでしょう。あるいは、テレビを巨大なモニターとして使えるようになるかもしれません。またリリースによれば、マウスやキーボード(おそらくUSB接続で)も使えるようです。
さらに資料では、クラウドベースのウェブブラウザによるオフィスサービスも利用できるとしています。詳細は不明ですが、これはGoogle(グーグル)やMicrosoft(マイクロソフト)が関連しているのか、あるいはBixbyブランドのオフィス製品なのかもしれません。
そして、これらのリモートアクセス機能はSamsung独自のセキュリティ技術「Knox」によって保護されるとしています。ただし、こちらの詳細も現時点では不明です。
Source: Samsung