EVFを積みつつ、チルト液晶も積んできましたよ。
久しぶり! APS-Cセンサーのα、新型誕生です。「α6400」という名前から、ともに2016年式のα6300以上α6500以下というポジションをとってきたことが伺えますよね。
はい。α6500に搭載されたボディ内手ぶれ補正機能はありません。
しかし0.02秒のAF性能は、α6500の0.05秒を凌駕しています。
α9やα7RIIIで使われている最新世代の画像処理エンジBIONZ Xを用いることで、快適性能をマシてきた模様です。動画では最大ISO32000、静止画では最大ISO102400で、高ISO値なときのノイズリダクション性能も高くなっています。連写速度はAF/AE追従で11fps。サイレントモードで8fps。
もしかして飛びものの撮影能力、ニコン D500に迫る?
瞳AFは左右の目のどちらに合わせるか選べるようになり、夏には動物の目にもフォーカスがピピッと合うモードも追加されるとのこと。AIベースのオブジェクト認識機能「リアルタイムトラッキング」も搭載され、α6400は常に顔と目の位置を把握して視線もチェックできるんですって。肌色も自然なトーンで捉えます。
そしてα5100以来、忘れ去られていた自撮り可能なチルト液晶も導入です。なるほど、Vlogのムーブメントに合わせてきたのですね。
S-Log HLG(Hybrid Log-Gamma)ピクチャプロファイルにも対応していますし、4K撮影時は全画素読み出しOK。30fpsでビットレートは100Mまでなので、動画にめっちゃ強いとは言い切れませんが、初値が11万円前後のボディってことを考えるとかなり健闘しています。
日本での発売は2月22日。予約は1月22日よりスタート。市場想定価格は、ボディ単体で11万円前後、もっとも高価な高倍率ズームキット(E 18-135mm F3.5-5.6 OSS)で15万円前後です。
こうなると期待したいのが、AFの速い最新仕様のAPS-Cレンズですよね。ソニーさん、どうぞよろしくお願いいたします。
2019年1月16日 13:00更新:初出時は海外での発表をもとに掲載しておりましたが、国内でも正式に発表されました。日本での発売日、想定価格を追記しています。
Source: Sony