「おーけーぐーぐる」って呼ぶのが恥ずかしい人へ。
Google Homeがあるけど、常々「ウェイク・ワードがちょっと長い」、「なんかハズい」と思っている人に朗報です。デザイナーのbjørn karmannさんが、Google Homeに寄生して、カスタマイズとプライバシーの両面で、スマートアシスタントをより細かく制御できる「Alias」を生み出しました。
これは簡単なアプリを通して、ユーザーは「Alias」が任意のウェイク・ワードか音に反応するよう訓練することができ、一度憶えさせれば、名付け直した名前でGoogleアシスタントを呼び出すことができるようになるのです。
マーヴィンという名前にしても、「生命、宇宙、そして万物についての究極の疑問の答え」をちゃんと教えてくれますね。でもドリスは、ニモがどこにいるかよくわかっていないようでした。
使い方
名前の変え方は、寄生パーツの「Alias」をGoogle Homeに被せ、アプリのボタンを押しながら4回新規の呼び方を繰り返すだけ。そうすれば内蔵ニューラル・ネットワークが自身を訓練し、もう「OKグーグル」の呼びかけに反応しなくなります。「Alias」はGoogle Homeに外部音ではなくホワイトノイズを聞かせ、麻痺させるのです。
designboomいわく、発想のもととなったのは虫に寄生して動きをコントロールしてしまう冬虫夏草なんですって。これでエンドユーザーが、スマートホーム技術との関係を再定義することができるようになるのです。
自作できる
この「Alias」は3Dプリントされた殻の中にマイクとラズベリーパイ、そして小型スピーカーが内蔵されたデバイスだとのこと。円筒形のAlexaにも使えるというので、ユーザーの幅が広がりますね。
「Alias」は現在発売はされていませんが、GitHubから3Dデータやコードが落とせるようになっています。試してみたい方は挑戦してみては?
Source: YouTube via designboom, GitHub