僕らは行為を味わっているのか、いやそれとも……。
冬の鍋、美味しいですよね、暖まりますよね。でも、ツユを取りすぎてシメの雑炊がビミョーな感じになってしまっては、美味しい思い出もバッドディナーに。美味しいシメのためには、一人ひとりのツユマネジメントが欠かせないのです。
そして、こうしたクラシックな問題に対するソリューションは、いつだってかの国が一番乗り。中国が提案する、アップデートされた鍋がこちらです。
鍋の底が上下する pic.twitter.com/cFnIOXRpuX
— 中国最新情報(xChina) (@xChina4) 2019年2月21日
鍋底が、上がるんですな……!
この昇降機構の何がクールかって、ツユを取りすぎないようにできるだけでなく、色んな人のお箸がツユに浸ることも回避できてるっていう。気にする人も多いですし、こいつぁ何かを解決するテクノロジーの本懐ってやつでしょう。
鍋の底が上下する2 pic.twitter.com/HlaK8QX0ay
— 中国最新情報(xChina) (@xChina4) 2019年2月21日
ワイヤレスバージョンもあるでよ。
せり上がってくる食材になんとも言えぬ打ち上げられた感を抱いたとしても、それはそれ。鍋は大勢でつつくほどツユマネジメントが難しくなるし、個々のマナー的判断に任せるのではなく仕組みから変えてしまうというこの心意気ですよ。あと子供とか絶対テンションあがる。大人もあがる。
……物思うのは、鍋を鍋たらしめている情緒的な要素がどこに宿っているのか、そんな鍋問答がふつふつと僕の胸に沸き起こるんですね。煮て食べればそれは鍋なのか、工程ではなく行為こそが鍋であるのか。鍋、鍋ってなんだ。美味しい。
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