誰でも知っている手洗いの手順は、水でしっかり手を濡らし、石鹸を手につけ、こすって洗い落とすというものでしょう。

ただ残念なことに、油が手にべったりついていると、いつもの手洗い方法では落としきれないかもしれません。でも、手順を逆にするとうまくいくのです。

石鹸をつけてから水をつけるだけ

手に付いたオリーブオイルを水だけで洗い落とそうとしても、なかなかうまくいかないのは当然でしょう。

ですが、ほんの少し水をつけるだけでも、液体石鹸の効き目を弱めてしまうようです。

理屈の上では、そんなはずはありません。最終的に石鹸が水と油分の両方に触れていれば、ちゃんと効果は出るはずです。

でも実際には、バターまみれのパン焼き職人の手をあらかじめ水ですすぐと、しっかり洗い落とせたと思えるまでに何度も洗う羽目になります。

この問題は、石鹸を先につければすっかり解決できます。そうすることで、石鹸と油がしっかり混ざり合い、一度すすぐだけで落ちてくれるのです。

ただし、べとつく油には強力な洗剤が必要

この手法は、あまりべとつかない油、例えばバターやクッキングオイル、ショートニングなどにも通用します。

ただし、エンジンオイルや自転車の潤滑油など、粘着性の高い油を相手にする場合は、より強力な洗剤を使う必要があります。

何を使うにしても、まずは洗剤を先に手につけ、それから流水で洗い落とすことが大事です。そうすれば、油汚れが残ることはないでしょう。

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Image: Luciano Cosmo/Shutterstock.com

A.A. Newton - Lifehacker US[原文