3年ほど前、ウエイトリフティング中に腰をやってしまったことがあります(癖になってしまったのか、その後2回同じ場所をやりました)。
かなりやる気をなくした私は、また軽いウエイトから始めなければならない苦しみに負け、しばらくジムに行かなくなりました。とてもじゃないけれど、気持ちを奮い立たせることができなかったのです。
でも、 パーソナルトレーナー兼オンライントレーナーのK. Aleisha Fettersさんはこう言います。
失敗は決して悪いことではありません。考え方次第では、いいことにもなりうるのです。
先日、ジムを辞める方法を紹介しました。
では、行き詰まりを感じてモチベーションが下がっているけれど、もう1度チャレンジしたいとき、気持ちを高めるにはいったいどうしたらいいのでしょう。
1. 失敗と思わないこと
リピート回数を達成できなかった、あるいは疲れていてそもそもジムに行く気力が起きないようなときは、今の気持ちを学びに変えましょう。
がんばりすぎていると、いつかは必ず失敗します。でも、何かができないとき、あるいは後退を余儀なくされたとき、それを失敗と思わないこと。
むしろそれは、成長につなげるための情報なのです。やることすべてが自分の価値を決めるとは考えないでください。
中には、失敗するためにトレーニングをしている人もいます。「完全に体が疲労困憊するまでリピートする」という方法を採用しているような人たちです。
ジムに行く気が起きないときや前回よりリピート回数が落ちたとき、現実を受け入れて、前へと歩みを進めましょう。次回はもう少しうまくやればいいのです。いつも30分やっている有酸素運動も、つらい日は10分で終わらせても構いません。
目的がジムに行くことでもソファに座っていることでもないなら、その間に答えがあるはずです。
もしかしたら、休憩が必要なだけかもしれません。
失敗は身体からのSOSではありませんが、言い訳には使わないように(疲れているなら行く! 病気なら考え直してください)。
2. モチベーションがわかなくても耐える
すぐに結果が出なくても、気持ちを穏やかに保ってください。あなたはきっと、成長しているはず。ただ、自分で気づいていないだけなのです。
残念ながら、成長には時間が必要です。あきれるほどに長い時間が。でも、細胞レベルの変化を起こそうとしているってことを忘れないでください。筋線維という非常に小さなスケールで、事件は起きているのです。
ですから、フォームがよくなったり、ウエイトのコントロールがうまくできるようになったら、それは勝ちだと思ってください。
それだって、進歩の証です。お願いだから、数字だけを追いかけないでください。エクササイズにおいて、クオリティも大切な要素です。
厳しいウエイトリフティングやその他のプログラムに取り組んでいるなら、もっといいプログラムがあるだろうという希望で、すぐにほかのプログラムに乗り換えるようなことはしないでください。
新しいことばかりを続けていても、どっちつかずでは身体の成長は望めません。
3. 目標は変わってもいい
過去の自分と比較してしまう気持ちはわかります。私自身、現在28歳ですが、23歳時に比べて挙げられる重量が落ちました。でも、身体と腰が以前の重さに耐えられなくなったことを、(泣く泣く)受け入れるしかありませんでした。
久しぶりにジムに行くと、何もかもを10年前の自分と比べてしまいがちです。でも、そんなに昔ではなく、昨日の自分を思い出してください。
いつまでたっても目標に到達できないなら、目標自体を変えてしまいましょう。モチベーションにならなければ、目標の意味がありません。
そうやって粘り強く1日1日を積み重ねていくしか、方法はないのです。
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Image: Victor Freitas/Pexels
Source: Kaleisha Fetters
Josh Ocampo - Lifehacker US[原文]