「折りたたみ」が今熱い?
つい先日発表された、Samsung(サムスン)の折りたたみスマートフォン「Galaxy Fold」。その技術は、意外とすぐに普及するかもしれません。海外からは、Samsungが折りたたみディスプレイをApple(アップル)やGoogle(グーグル)に売り込んでいる、との報道が登場しているんです。
韓国ニュースサイトのETNewsによれば、SamsungがAppleにオファーしたのは7.2インチの折りたたみディスプレイ。む、Galaxy Foldの7.3インチよりも少し小さいですな。この違いは一体なんなのか…。
なお、「もしAppleがその気になれば」という前置きがつくものの、Apple(やGoogle)がサムスンの折りたたみディスプレイを採用する可能性は十分にあります。現在iPhoneの有機ELディスプレイはSamsungが中心となって提供しており、LGによる部品提供の報道もありました。必要とあらば、ライバルからでも部品を仕入れるのがスマートフォン業界なのです。
一方、Appleは折りたたみスマートフォンの特許を出願しており、興味がないわけでもなさそうな様子。先週開催されたMWC 2019(モバイル・ワールド・コングレス)での展示デバイスでは折りたたみディスプレイの「折り目」も確認されていましたが、Samsungがこの点をどう改善して他社に売り込むのかも気になりますね。