2014年12月01日の記事を再編集のうえ、再掲しています。

これまで生産性に関するありとあらゆるハック術やコツをご紹介してきましたが、これが一番シンプルかつ、すべてを向上させてくれるものかもしれません。

1日の始まりに良い習慣や儀式を取り入れる、というものです。そうすれば、その後の1日がより生産的なものになります。

毎日の習慣を持つ人が強い

ライターでありプログラマーでもある、旅行好きのScott H Youngさんは、1日の生産性を高めるために、実験的に早起きをしてみました。

しかし、一番大事なのは早起きをすることというより、毎日決まったことをすることだと気付いたのです。

儀式のように決まったことをすることで、決まったものが無い現実世界に決まった枠組みを作ります。

僧侶がお経を繰り返し唱えるのは、今の時代には無用なことに思えるかもしれませんが、この儀式は実生活の枠組みを作るために間接的に使われているのでしょう。

私も、毎朝の日課を同じように扱うようにしています。健康的な食事をするのは栄養のためだけではありません。

運動をするのは体型を維持したいからだけではありません。目覚ましのスヌーズボタンを押さないのは、15分を無駄にしたくないからではありません。

そうではなく、朝決まった行動をすることで、1日の枠組みが作られると思っているので、そうしようと努力しているのです。その枠組みが、1日を通して仕事をきちんと終らせたり、些細なことで簡単に集中力を削がれたりしないような、習慣を作っているのです。

型を持つことで生産性を高める

運動であろうが、感謝の儀式であろうが、書く練習であろうが、朝の日課をすることで、午後も生産性を高める準備をしつつ、よりリラックスする余裕が生まれます。1日をより楽に過ごせるようにするために、1日を高潔な習慣で始めましょう。

逆に、7回目のスヌーズの後でようやくベッドから這い出るような朝を過ごすと、その日は生産性が低くなります。

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Image: Igor Sinkov/Shutterstock.com

Source: Scott H Young

Melanie Pinola - Lifehacker US[原文