一日のはじまりや気分転換には、淹れたての熱いコーヒーを飲んでシャキッとしたいもの。ところが、支度や仕事に追われるうちに、気づいたら冷めていた…なんて残念な経験はないでしょうか。
また、食事をしているうちに、スープやお酒がぬるくなるなんてことも。もっと適温がキープできれば…と思ったことはありませんか。
そんな日常的な望みを叶えてくれるのが、さまざまなシーンで活用でき、「保温・保冷・結露しない」と三拍子そろった『tone四季彩タンブラー』。
サイズはL・M・S(容量400mL、320mL、250mL)の3種類。今回はデザイン的に汎用性の高そうなSサイズをtoneよりお借しいただいたので、実際に使った感想をレビューします。
二重構造で温かさをキープ
『tone四季彩タンブラー』は、二重構造の間に挟まれた真空層が熱を伝わりにくくします。
熱いものは熱く、冷たいものは冷たくキープしてくれる真空断熱タンブラーです。
保温力を陶器のマグカップと比較してみた
保温効果は実際どれぐらいなのでしょうか?
淹れたてのコーヒーを『四季彩タンブラー』と陶器のマグカップに注ぎ、18℃の室内で5分後と10分後の温度を比べてみました。
温度差は、この通り
5分後には、すでに6.3℃の差が。
やはり『四季彩タンブラー』のほうが陶器のマグカップより冷める速度が遅いことが判明しました。
…そして10分後には『四季彩タンブラー』のほうが7.3℃温かいという結果に。
飲んでみた違いは?
実際にコーヒーを飲んでみると、『四季彩タンブラー』に淹れたほうは、まだおいしく飲める温かさ。
いっぽうマグカップに淹れたほうは、すでに残念なことになっていました。
汎用性の高いデザイン。和風、洋風、さまざまな飲み物に合う
「真空断熱タンブラー」は数多く商品化されていますが、『四季彩タンブラー』はセラミックコーティングされた触り心地のよさと、陶器のような見た目のよさがあります。
今回レビューした「みぞれ」は洋風にも和風にも映えるツートーンカラーで、特に汎用性が高いと感じました。
コーヒーだけではなく、お茶やスープ、ウイスキーの水割りやホットワインに使うのにもピッタリ。
熱い飲み物を注いでも、すぐ持てる
また、どんなに熱い飲み物を注いでも、熱が外側まで伝わらないので安心して持てます。
冷たいスイーツにも。おいしさが長持ち
それに、冷たいスイーツやフルーツを入れるのもオススメ。
子どものおやつパフェを入れるのにもぴったりでした。アイスが溶けにくくなり、ゆっくりおいしさを楽しめます。
なお、機能性や見た目だけでなく、腕やひじで引っかけにくい低さ(9.5㎝)と倒れにくい重さ(みぞれ140g、ごま130g)にも、使い勝手の良さを感じました。
下のほうが細くなっていて、子どもの手にも馴染みやすいフォルムです。
外側に水滴がつかない
なお、今回お借りしたもうひとつの色「ごま」は7色のうち唯一つや消し加工が施され、落ち着いたマット感が魅力。キンキンに冷やしたビールと相性抜群でした。
また、「みぞれ」と比べると舌触りがいくぶんザラッとしているので、ビールの泡立ちが良いようにも感じました。
中身がどんなに冷たくても外側に水滴がつかないので、来客に出す冷たいお茶のコースターがびしょびしょにならずに済みそうです。
洗うときに食洗器は使えない
気になるのは、洗うときでしょう。『四季彩タンブラー』は軽くて割れにくいという特長があります。
ただ問題点は、食器洗浄機に対応していない点。洗ってみるとちょうど手が底まで届く高さで、洗いやすいことは事実なのですが。
とはいえ、定価1620円(Sサイズ:税込み)で、マルチな使いこなしが可能と考えると安すぎるぐらいに感じました。気になる方は、新生活に取り入れてみませんか。
普段使いだからこそ、機能的なテーブルウェアを選びたい方にはぴったりの『四季彩タンブラー』は、楽天の公式サイトやAmazon.comで購入が可能です。
あわせて読みたい
Photo: 山田ちとら
Source: tone