夫婦やパートナー間で、お金の使い方や目標の貯金額など共通の認識を持つために大事なのは、包み隠さず率直にコミュニケーションすることです。
これまでもライフハッカーでお伝えしてきたように、毎週でも、毎月でもいいので、時期を決めて定期的にお金や家計の話をする機会を設けるのが、どんな関係においても重要です。
しかし、片方が家計の全てを担当していたら、問題が起こる可能性があります。パートナーが銀行口座がどうなっているか、それがどのように機能しているかを知らなければ、オープンで率直なコミュニケーションはできません。まずは、「片方しか家計を把握していない」という状況を見直しましょう。
パートナーと家計状況を共有しよう
「Rad Reads」でKhe Hyが、このようなお金に関する認識の差を埋めるひとつの方法として、お金の記録を共有することをおすすめしています。
前もって言っておくと、Hyの妻のLisaはアーティストで、Hyのようにお金にはあまり強くありません。
Hyは、自分たちのすべての銀行口座がどうなっているのか、時間をかけてLisaがわかるように説明したので、彼女は安心しました。
私たちがその時間に夫婦として共有したのは、すべての金融口座に一緒にログインするという単純なことです。
同時に、大事な取引相手(会計士、生命保険の担当者、金融アドバイザー、私たちの遺書の草案を書いた弁護士)のリストも集め、この機に妻と子どもを受取人として追加もしました。
このプロセスは、お金について考える時に、夫婦が自然と違うことを考えているということを思い出させてくれました。
私はすべての金融口座を最適化したいと思っていて、妻は思いがけないことが起こった時に、どこを探せばいいのかをただ知りたかったのです。
Hyの素晴らしいリストに、私は以下の項目も追加しました。
- 一緒に共有口座の支出に目を通す。
- 自分の投資ついて、なぜその投資先を選んだのか、最新の情報をパートナーに伝える。
- 「夫婦/家族としての目標は何か?」「どのようにしてその目標達成に近づけるか?」など、すべての金融口座の目的について話し合う。
- 借金や負債、その返済計画を見直す。
- 一緒に純資産を計算する。
あなたがお金のことを把握していない方だとしたら、このことはよりいっそう重要です。
家計管理全般の同意書を作成・サインする
今回が、夫婦やパートナーでのお金に関する初めての話し合い、もしくは率直に徹底的にお金に関して話したのが初めてだった場合、それぞれが自分にとって大事なことの概要を書いた同意書を作成することを「The Balance」ではすすめています。
自分の家族はどのようにお金を管理してきたのか、それが正しい、もしくは間違っていると思ったなどを含む、これまでの自分のお金に関することも同意書には書きましょう。
どれくらい豊かになりたいのか、そのためには何を我慢するかなども話し合います。退職後の夢も一覧にしましょう。
これによって、共に夢を追い求め、全体的な計画を立て始めることができます。それぞれが、夢という精神的なご褒美と具体的な数字を認識しているのでうまくいきます。
しかし、同意書を作成しなくても、一緒に金融口座の一覧をつくり、ログインすることで、お金に関する認識が共通で、互いに説明責任があるということが確認できます。
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Image: Stokkete/Shutterstock.com
Source: The Balance, Rad
Alicia Adamczyk - Lifehacker US[原文]