どれも超有名なド観光ルートです。
旅行予約サイトとして知られるExpediaが、レンタカーの広告に面白い映像を作りました。それが往年のゲーム『アウトラン』を思わせる、8ビットなグラフィックの『The Most Scenic Drives in America』。
これはアメリカ国内にある風光明媚な街道を走り、レンタカーで行ってみようと思わせる……であろうものとなっています。
designboomいわく、手掛けたのは独特な創造性が売りの広告代理店NeoMam Studiosとのこと。
描写される道は、ワシントン州のオリンピック国立公園にある「オリンピック・ペニンシュラ・ループ・ドライヴ」、オレゴン州とワシントン州の州境を流れるコロンビア川沿いを走る「ヒストリック・コロンビア・リヴァー・ハイウェイ」、西海岸沿いを走るパシフィック・コースト・ハイウェイから望む「ビッグサー」、コロラド州のすぐ横がガードレールのない崖という危険な峡谷を走る「ミリオン・ダラー・ハイウェイ」、そしてアリゾナ州の最強パワースポットとして知られるセドナを通る「ルート89A」です。
ちなみに「ルート89A」で見られる巨岩は、大聖堂に見立てたセドナの「カテドラル・ロック」ですね。筆者の私も、ラス・ベガスからこの道を通って“ヴォルテックス”と呼ばれる岩々を巡ったことがあります。
8ビットだと感動はほとんどありませんが、実際に運転すると、どこもその絶景に胸を打たれることと思います。なんたってスケールがケタ違いのアメリカですからね。でももし行ったことがある場所が8ビットで映し出されたら……? 『アウトラン』風味のグラフィックと相まって、郷愁が誘われちゃうかもしれませんね。
Source: YouTube via designboom, NeoMam Studios