今まで数々のバックパックを試してきましたが、ようやく「これだ」と思えるものに出会えたかもしれません。

私がバックパックに求めるものは、薄さ、シンプルさ、機能性です。WEXLEY(ウェクスレイ)のバックパックはこれらをすべて詰め込んだ、ベルギーの都会派バックパック

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Photo: Ayaka Takei

今回、WEXLEYのURBAN BACKPACK(アーバンバックパック)を使ってみて、小さなこだわりの数々に、大きなおどろきを感じました。世の中のビジネスパーソン、ミニマリストにおすすめしたいバックパックです。

スマートなバックパックの完成形とも言える「URBAN BACKPACK」

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Photo: Ayaka Takei

WEXLEY(ウェックスレイ)は、ミニマルで機能的なバッグをデザインしているベルギーのブランド。通勤、出張での利用を前提としたシティーユースのバックパックが印象的です。

今回使ってみた「URBAN BACKPACK」もミニマルなデザインを基本とした使いやすさが特徴。なにがいいかって、無駄なジッパーがすべて排除されている点とも言えそうです。

これはデザインの観点から見てシンプルでいいのですが、シティユースを前提にしているので、防犯面も考慮されています。ジッパーポケットが付いていると、ついついそこに貴重品を入れてしまい、エスカレーターや電車で盗難にあう可能性も。そんな不安を払拭してくれる隠しジッパーや、「なぜ、ポケットが必要なのか?」ということを、時代に合わせて考えてくれている小さなこだわりが非常に気に入っています。

シンプルさと防犯面を両立したデザイン

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Photo: Ayaka Takei

もう少しデザイン面を掘り下げてみます。まずは両サイドにあるポケット。ここには折りたたみ傘やペットボトルを入れておくことが可能。

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Photo: Ayaka Takei

「でも、バックパックによくあるポケットだよね?」と思った方、ちょっと待ってください。そう見えて、実はちょっと違うんですよね。

よくあるサイドポケットはペットボトルが半分程度しか入らないものばかりですが、URBAN BACKPACKサイドポケットは深い作りになっています。つまり、落ちにくく、見た目をすっきりと良くしてくれるんです。

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Photo: Ayaka Takei

そうそう、サイドポケットのもうひとつの役割として、メインスペースのジッパーも隠すことができました。これこそが防犯面への配慮。ジッパーがどこにあるかわかりずらいので、知らないうちに開けられて盗難にあうという心配を軽減してくれる心強い構造なんです。

背面はほど良いかたさと隠しポケットを完備

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Photo: Ayaka Takei

ちょうど背中に当たるクッション部分は、思っていたよりもしっかりとしています。さらに、クッションも入っているので、バックパックの中に多少とがったものを入れても背中部分が鋭利に盛りあがり、背中を痛めてしまうなんてこともありませんよ。

そして背面には2つの独立したポケットが。スマホやモバイルバッテリーがちょうど入る程度の大きさです。

ここはちょうど背中が当たる部分でもあるので、「クッションがしっかりめ」というのにも納得。クッションが柔らかいと、背中に違和感が出てしまいますからね。これもちょっとした良いこだわりです。

取り外し自由な固定ベルトも便利

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Photo: Ayaka Takei

胸のベルトは取り外し自由。荷物が多い時は特に、肩からストラップがずれてしまうのが気になるので、活用してあげましょう。

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取り外し自由でした
Photo: Ayaka Takei
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Photo: Ayaka Takei

外してあげると、すっきりとした雰囲気に。ずれ防止に役立つことはもちろん承知の上ですが、ストラップを外して使用するシンプルさが、僕は好きですね。

メインの収納スペースも機能的

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Photo: Ayaka Takei

内側もシンプルな作りでありながら、とても機能的です。

  • 15インチのPCが入る専用スペース
  • ジッパーポケット
  • スマホにちょうどいいメッシュポケット
  • モバイルバッテリーにちょうどいいメッシュポケット

と、使い勝手の良いポケット類がしっかり完備されています。

PCを入れる部分は、15インチのPCがしっかり入るとあって、心強いサイズ感。

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Photo: Ayaka Takei

パソコンが動かないように固定するマジックテープも付いています。あと、PCを入れても余裕があったので、ノートやファイルなどをここに入れてもいいかも。

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Photo: Ayaka Takei

ジッパーが付いたポケットには手帳を入れたり、本を入れたりするのに良さそうでした。印鑑など失くせないものを入れておくのにも良さそうです。

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Photo: Ayaka Takei

パソコン、電源、ノート、本など必要最低限のものは楽々と入り、一眼レフカメラらヘッドフォンなどを入れてもまだまだ余裕はありました。

使ってみてわかったんですが、見た目よりも容量が大きい印象です。とてもシンプルで薄いように見えるのですが、これはいい意味でのおどろきでした。

そのほかにも外側にUSB-Aのポートと、内側にケーブルを完備しています。内側に入れたモバイルバッテリーにケーブルをつなぐことで、外側のポートから給電することが可能に。背負ったまま、スマホを充電するのも楽々ですよ。

今回ご紹介したWEXLEYの「URBAN BACKPACK」は、税抜き12,000円で販売中。そして、実際に使用したブラックは執筆現在、在庫切れになってしまいました。

以下の販売ページより、「再入荷のお知らせを受け取る」に登録をすることで入荷時に連絡がもらえるとのことなので、「どうしてもブラックが欲しい!」という方は登録をして待ちましょう。

>>WEXLEY「URBAN BACKPACK BLACK」の詳細ページへ

同じ「URBAN BACKPACK」のネイビーやグレー、コーテッドブラックは、執筆現在在庫がありますので、他のカラーやアイテムについては以下のリンクよりご確認ください。

>>WEXLEY

2019.03.15, 2019.03.25:USBポートやケーブル、メイン収納部分のポケットなどについての製品アップデートがあり、一部内容を削除・追記しております。

記事内でご紹介した仕様などについては執筆現在のもの。アップデートでの変更の可能性がありますので、上記販売ページより詳細等も必ずご確認をお願いいたします。

Photo: Ayaka Takei, 島津健吾

Source: WEXLEY