｢Inspire｣というシンプルモデルもリリースされましたが、買うなら断然｢Inspire HR｣がオススメ。だって心拍計、ついてるもん。
ギズモード編集部にいくと、みんなの腕に収まっているのはApple Watchばかり。このアップル大好きっこたちめ！
かくいう僕は、ちょっとApple Watchが苦手です。iPhone＆MacBook使いゆえに、ウェアラブルもApple Watchが一番便利なんですけど、あの大きさとバッテリーライフの短さが気になっちゃっていつしか使わなくなっちゃって。
ハイエンドな多機能性はそこまで求めていない。時間がわかって日々の活動量や睡眠のモニタリングができれば御の字です。だから小さくてバッテリーの持ちがいいモデルがないかなー。そう思っていたら！
スリムなのにディスプレイはあるしタッチパネル操作だし、スーツにもカジュアルにもスポーツウェアにもマッチするフィットネストラッカー｢Inspire HR｣が、Fitbitから登場したじゃないですか。ああ、神よ。感謝します。
こんなに小さいのにハートレートモニター付き
｢Inspire HR｣の背面をみると、緑色のLEDがビカビカと光っています。これはご存知、光学式心拍計。LEDの光を肌に当て、反射した光を読み取って心拍数を計測します。
この小ささ細さで心拍を測れるとは。心拍計がもたらす機能が使えるとは。いい時代になりました。ありがたや。
つけ心地もグー。腕に巻いているのを忘れるほど軽くてびっくり。だから装着したまま寝てもストレスを感じないんじゃないかな。寝ている間の心拍数も測れるんじゃないかな。
安静時の心拍数は男性で60～70程度、女性で65～75程度だそうですが、時にグイッと跳ね上がることがあるとか。それはもしかして、身体が発した危険信号？ や、それを可視化できるってのはいいこと！
恥ずかしながら僕、Apple Watchをつけたまま寝ていて、朝起きたら綺麗に外れていたことがありまして。ええい邪魔だ！と無意識に外しちゃったみたい。｢Inspire HR｣ならそんなことはなさそう。多分。
タップ＆フリック操作が快適
｢Inspire HR｣のユーザーインターフェースは物理的ホーム/スリープボタンと、タップ/フリック操作ができるタッチパネルです。
旧モデルであるAlta HRは基本タップ操作オンリー。シンプルでいい、と思いきや、目的の機能を選択するのに何度もタップを繰り返すのにちょいとした煩わしさを感じました。
でも｢Inspire HR｣は違います。インストールされている機能（アプリ）を選ぶのが簡単だし快適で気持ちよくてねえ。気持ち的にシンクロ率が高まっちゃいそう。
バッテリーライフは5日間
サイズとバッテリーライフはトレードオフな関係ですよね。この小ささだからあまり持たないのかなと思ったら、公式スペック上のバッテリーライフは5日間！
7日間使い続けられるAlta HRよりはパフォーマンスが下がっちゃいましたが、快適操作なディスプレイを使っているからだと思えば無問題ですよ。
Inspire HRの気になるお値段は2万1470円
ほかにも睡眠ステージの詳細な分析機能、心肺機能のフィットネスレベル測定、15種類以上のエクササイズモード、リラクゼーション効果がある呼吸セッションなどの機能がついてこのお値段です。
なお光学式心拍計がつかないスタンダードな｢Inspire｣は1万1790円です。ウォーキング、ランニング、スイミング、バイクのログを取る目的なら、こっちでもいいかも。
またスマートウォッチスタイルの｢Fitbit Versaライトエディション｣（2万5290円）も誕生しました。｢Inspire HR｣の機能に加え、追加アプリによるカスタマイズができるのがいいところ。またバッテリーライフが4日間と、想像以上にタフなんですよ。
6歳以上のキッズ向けモデル｢Fitbit Ace 2｣（1万1790円）も出ますよ。ベゼルが太めですが、これ実はバンパー代わりなんだって。壁とか床にぶつけても大丈夫な仕様ってことなんですね。うまいなー。
Source: Fitbit
