乗るとはしゃいじゃう!
毎年3月に開催されるテクノロジーと音楽とフィルムのお祭りSXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)!
トレードショー、トークセッション、キーノート、ネットワーキングラウンジにヨガや書籍のサイン会など、とにかく盛りだくさん。なので、メイン会場であるオースティンコンベンションセンターだけでは場所が足りず、SXSWはオースティンの街全体を使って開催されます。
つまり、移動が多い。歩いて回れる範囲内ではあるものの、ありがたいことに公式移動手段としてUberがあります。車のUberはもちろんのこと、ダウンタウンの移動で活躍するのは「Uber JUMP」。ライドシェアの電動自転車と電気スクーターです。
街中の至る場所に置かれていて、自由に乗り捨ててもOK。日本は未上陸のシェア電気スクーターに乗ってみました。感想は、移動とか以前にただ楽しい、風をきって気持ちいい!
使用方法は簡単単純。Uberのアプリからスクーター(または電動自転車)を選び、スクーターについているバーコードを読み取ってアンロックするだけ。支払い方法をカードで登録する必要あり。SXSWの期間中プロモーションなのか、価格はアンロック無料、その後1分15セントでした。歩くより早いし楽チン、タクシーよりも安い。運転操作も、手元のアクセル(ボタン押す)とブレーキ、ベルだけなので簡単。ぱっと見で誰でもできるスタイルです。
そこそこスピードがでる&車道を走るので、スクーターはちょっと怖いわという人は電動自転車のJUMP。カゴもあるよ!
気持ちいい、楽しい!とJUMPを堪能しているところですれ違った彼。充電切れしたスクーターをリヤカーで回収。乗っているのはJUMPの電動自転車。最先端のライドシェアで何より重要なのはマンパワーです。
ライドシェア最先端のアメリカですが、都市によって導入していなかったり、導入しているサービスが異なったりします。オースティンは、JUMPのほかにもLime、Lyft、Birdなどが展開中。
せっかくなのでBirdも乗ってみた! 基本はJUMPと同じです。
乗り心地サイコーに楽しい電気スクーターですが、安全面やマナーの点から反対の声も多くあがっているので、将来的にどうなるのか(サービス拡大か撤退か…)まったくわかりません。
※ギズモード・ジャパンはGROOVE X社さまのご招待を受けてSXSW 2019を取材しております。