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「スパイダーマン:スパイダーバース」公開。悠木碧「絶対面白いです!」

アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した映画「スパイダーマン:スパイダーバース」の公開が3月8日からスタート。それを記念し、日本語吹替を担当した小野賢章さん、悠木碧さん、宮野真守さんが登場した舞台挨拶が、9日にTOHOシネマズ新宿で開催。イベントの模様は全国63劇場(63スクリーン)で同時生中継されたほか、TOHOシネマズなんば、TOHOシネマズ海老名、TOHOシネマズ仙台の3劇場とはライブ中継も行なわれた。

作品の舞台はニューヨーク、ブルックリン。主人公のマイルス・モラレスは、頭脳明晰で名門私立校に通う中学生。彼はスパイダーマンだ。しかし、その力を未だ上手くコントロール出来ずにいた。そんなある日、何者かにより時空が歪められる大事故が発生。天地を揺るがす激しい衝撃により、歪められた時空から集められたのは、全く異なる次元=ユニバースで活躍する様々なスパイダーマンたちだった……。

マイルス役を演じた小野さんは「僕はずっとマーベル、スパイダーマン大好きで、この場にいるのが本当に不思議です。本来なら僕、きっとポップコーン食べながら客席にいたはずなんで(笑)」と想いを語り、 ピーター・パーカー役の宮野さんは「僕にしかできないスパイダーマン!」と断言。「最初、かっこいいピーター・パーカー役だと思って喜んで台本を開いたら『あれ? これは??』と(笑)。実は、マイルスのいる次元ではなく、別次元からくるうだつの上がらない“おじさんピーター・パーカー”で。 だから僕が呼ばれたのかと思いましたが(笑)。 きっと僕がぐうたらしたらこんな感じなのかなあ(笑)」と、 実際に舞台に横になって”ぐうたら”している自分を再現し会場の笑いを誘った。

女性スパイダーマン・グウェンを演じた悠木さんは「あまりにも私の普段のイメージと違うので、皆さんびっくりされるかもしれませんが……でも、とにかく私が一番付き合いたい、カッコイイ私好みの女にしました! 皆さんと女の好みが一緒だと嬉しいです(笑)。 絶対好きになっちゃうよ! 登場人物の中でいちばんのイケメンスパイダーマンです!」と語った。

これから映画をみる人達へのメッセージとして、悠木さんは「私、普段『絶対面白いです!」とか言いたくないタイプなのですがでも『スパイダーマン:スパイダーバース』は『絶対面白いです!!』って言っちゃうほど、本当に素晴らしい作品です!!」とアピール。

「あおちゃん(悠木さん)が、普段なかなか言わないことを言ってしまうように、本当に本当に素晴らしくて。とにかく、笑って泣けて勇気をもらえる作品です」と宮野さんも続き、最後は小野さんが「本当にずっとマーベル作品に出たかったので、夢が叶った瞬間です。“誰でもスパイダーマン”になれる、という素晴らしいメッセージが詰まった、まばたきができないような、素晴らしい作品だと思います。 ぜひ思いっきり映画を体感して帰ってください!!」と思いを語った。

【1時間目 完全版】スパイダーバース特別授業~小野くんと悠木さんと宮野先生!~