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GRADO、「最もリッチなサウンド」のココボロ材ヘッドフォン。XLRバランス対応も

ナイコムは、GRADO製のヘッドフォン「GS3000e」を3月15日より順次発売する。価格と発売日は、標準プラグ入力のモデルが19万9,000円で3月15日、XLR入力のバランス駆動対応「GS3000e balanced」が22万2,000円で4月上旬。

GS3000e

中央アメリカ産のココボロ材を採用した開放型ヘッドフォン。同社は過去にもヘッドフォン「GH2」やアナログレコード用カートリッジのフラッグシップ「Epoch」などでココボロ材を使っているが、大型ハウジングでココボロ材を使うのは初めて。GH2などの開発で発見した木材の特性を、今回のステートメントシリーズGS3000eに落とし込んだ。

ハウジングに中央アメリカ産のココボロ材を採用

「GRADOが製造した中でも最高級の木製ハウジング」で、「これまでの製品群で最もリッチなサウンドを生み出す」としている。

50mm径のシグネチャーダイナミックドライバーを採用し、「より大きなサウンドステージを実現。ユニークな木材の深くてインパクトのある音楽的キャラクターをも受け入れるように慎重なチューニングを施した」という。再生周波数特性は4Hz~51kHz。感度は99.8dB。チャンネルバランスは0.05dB。インピーダンスは32Ω。

ヘッドバンドは側圧調整板内蔵本皮貼。付属品はモデルによって異なり、通常の「GS3000e」はステレオ標準-3.5mmミニ変換ケーブル、長さ約4.5mの延長ケーブルが付属。バランス対応の「GS3000e balanced」は上記のケーブルに加えて、4ピンXLR-ステレオフォン変換ケーブルが付属する。重量は約470g。

本皮貼りのヘッドバンド
GS3000eの付属ケーブル
GS3000e balancedは4ピンXLR-ステレオフォン変換ケーブルも付属