最新のスマートフォンにはたいてい、3D写真を撮影したり、被写界深度のある写真(背景をぼかした写真)を撮影する機能が搭載されています。
こうした写真を撮影するにはカメラが2つ必要です。そうでないスマートフォンを持っている人は、2次元の写真に甘んじるしかありません。あなたもその1人? それなら、『DPTH』を試してみましょう。
iOSとAndroidで使えて、普通の2D写真を、人工知能を使って被写界深度で遊べる写真に変換してくれます。
背景をぼかした写真に加工できるアプリ
私も何枚もの写真で試してみましたが、効果は写真のタイプによって変わるようです。全体的にピントが合っている写真が一番効果を実感できました。
単純に、そのほうが、アプリが調節できる範囲が増えるからです。
たとえば、犬やビールを撮った写真で、すでにボケ効果が少しかかっている写真は、あまり変化を感じることができませんでしたが、全体的にピントが合っている写真では、できることが多く、アプリの効果が感じられました。
下の動画にアプリを使う様子があります。
それほど頻繁に使うアプリではありませんが、古いスマートフォン(や古いスマートフォンで撮影した写真)でボケ効果をすばやく簡単に得られるのは便利です。
下は、私が普通に撮影したパペットの写真。
そしてこちらが、DPTHを使って、ねずみのパペットにピントを合わせた写真です。
ささやかな機能強化にすぎませんが、1つ持っておくと楽しく遊べるアプリ。
DPTHは、将来的に3D写真も作れるように開発中だそうで、そうなったら、さらに楽しくなりそうですね。
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Source: DPTH
Image: Pexels
Photo: E.Price
Emily Price - Lifehacker US[原文]