高倍率ズーム機が欲しいんです。
取材時や旅行時に、すごく役立つ高倍率ズーム機。以前から欲しい欲しいと思っていたんですけど、いざ買おうかなと思うと、ミラーレス一眼+高倍率ズームレンズがいいのか、コンデジタイプがいいのか、レンズ一体型の一眼レフ機タイプがいいのか、迷ってしまってなかなか決められず、ここ1、2年、僕の心は膠着状態でした。
そこに新たな選択肢が登場しました。パナソニック「LUMIX FZ1000 M2」です。
大まかなスペックとしては、約2,010万画素の1型CMOSセンサーに25-400mm相当の光学16倍ズームレンズを搭載した、一眼レフタイプのレンズ一体型コンデジです。
前モデルにあたる「LUMIX FZ1000」も、候補として何度か触ってみたりはしたんですけど、思ったより大きいのと、ちょっと操作性で気になるところ(コントロールダイヤルが1個しかない)があったりして、購入までには至らなかったんですよね。
さらにレンズのズーム倍率が高く高性能な「LUMIX FZH1」も発売されましたが、こちらは価格的にちょっと手が出ない感じでした。
そこにLUMIX FZ1000 M2ですよ。これ、なかなか使いやすそうに仕上がってきてます。
個人的にいいなと思ったのは、ダイヤルが前後2つになったこと。これで露出補正と絞り値の設定を別々のダイヤルで行なえます(Aモードの場合)。これ重要。
EVFも進化。約236万ドット、視野率100%、倍率0.74倍となっており、見やすそうです。
僕はあまり使わないかもしれないんですが、可動式の背面液晶はタッチ操作に対応しており、タッチAFやタッチシャッター、タッチズームが使えます。
もうひとつ気になったのが、「ズームバック機能」。望遠撮影時に被写体を見失ったとき、ワンボタンでズームアウトして被写体を見つけられます。ボタンを離すと、元のズーム倍率に戻るので、すぐに撮影に戻れます。
USB充電に対応しているのもいいですね。これ、全部のデジカメに搭載してほしいくらいです。
もちろん、4K動画や4Kフォト、Bluetoothによるスマホとの常時接続にも対応。高倍率ズーム機として、これでもかと便利そうな機能が盛りだくさんです。
気になる重さは、バッテリー込みで約810g。うーん、重たいは重たいですけど、許容範囲かなー。
予想実勢価格は10万円ちょっとという感じです。どうしようかなー。1台あると便利そうだよなー。
Source: パナソニック