今のうちにGoogle Castを買っておいたほうが良い?
Google(グーグル)がGame Developers Conference(GDC)に参加するのは驚くようなことではありませんが、GDC2019が近づくにつれて、何やら様相が変わってきました。どうもGoogleは、自社製のゲームコンソールを出す可能性があるみたいですよ。そのコンソールは、Project Streamプラットフォーム用のハードウェアと見られています。
Ars Technicaによれば、ゲームコンソールがでるという情報には2つの根拠があるようです。ひとまず、Googleが公開した直近のティザー映像を見てみましょうか。
ハードウェアがでる根拠 その1
「Gather around」というメッセージだけを記した短い映像。この映像がハードウェア発表の証拠である根拠の1つは、Googleのハードウェア担当上級副社長のRick Osterlohがこの映像をTwitterで紹介しているからです。
Can't wait for GDC 3 19 19! https://t.co/Ybjg31Yh2G
— Rick Osterloh (@rosterloh) 2019年3月12日
Rick Osterlohは、PixelやGoogle HomeをはじめとするGoogleハードウェア製品部門のボス。そのボスが告知してるとなれば、何であれハードウェアが出るに違いなと思って良いでしょう。ハードウェア目白押しだったMade by Google 2018を仕切っていたのもこのボスです。
ハードウェアがでる根拠 その2
2つめの証拠は、ティザー映像の概要欄にstore.google.comへのリンクが貼られているから。store.google.comは、ソフトウェアではなくハードウェアを販売するストアです。数多あるGoogleサブドメインのなかから、わざわざハードウェア屋を選ぶなんて、これはもうハードウェア関係であることは確定だな?
The Informationによると、このハードウェアは「Yeti」というコードネームで呼ばれており、3年以上前から開発されていました。Googleは2014年にAsusと共同設計した「Nexus Player」を発表して(2016年5月に販売終了)いますが、Yetiもあんな感じのキャストモノになるのではと予想されています。ただし、新しいコントローラーの特許申請が確認されており、体験そのものは大きく変わるやもしれません。というかそうあってほしい。
もう1つの選択肢は、Google Castとの連携です。先日、Chromeで『アサシン クリード オデッセイ』などのゲームをストリーミングプレイできるProject Streamのベータ版が終了しました。そして、第3世代のChrome Castが昨年末に登場しています。あんまりレベルアップ感がないと言われてたChrome Castですけど、もし新発表されたコントローラーと連携して簡単にゲームがストリーミングできたら…?
新しいChromecastのBluetoothの仕様が謎だったのは、このためだったのかッ。
Source: Ars Technica, 9to5google, Twitter, YouTube(1, 2)