洗濯して、ベランダに干し、それを取り込んで、アイロンがけする。
そんなふうにシャツの手入れは大変なものですが、洗濯して3時間ほど部屋干しするだけで着られるシャツがあるとしたら、かなりの時短になると思いませんか。
『10YC Shirts』は、まさにそれを実現したシャツ。メーカーの10YCよりご提供いただきましたので、早速レビューしてみます。
注目点は、生地につけられた細かい目
このシャツの特徴は、生地につけられている細かい目(地模様)です。
シワだらけのシャツに見えるのでは…と思うかもしれませんが、安っぽさを感じさせないデザインとして成立しています。
プライベートはもちろん、職場に着ていくのにも抵抗感はありませんでした。
そして、この目があるおかげで、着衣や洗濯によって出来たシワが目立ちにくく、アイロンがけが不要という特性を得ているのです。
軽くて柔らかく、着心地も良い
襟や袖口も、生地を厚くしたりプラパーツを縫い込んだりすることなく、目を活かした作り。
シワを作らせないのではなく、それを内包してしまうという逆転の発想ですね。
また、一般的な生地と違い、目があるために肌に接する面積比率が小さくなるからなのか、あるいはクッション性があるためなのか、着心地が軽くて柔らかいところも、好感の持てるポイントとなっています。
メーカーの謳う、ポリエステル100%なのに綿のような風合いというのは、確かに大げさな話ではありませんでした。
デメリットは?
シワが1本もなくピシッと糊付けされたシャツじゃないと納得いかない人にとっては、上記の特徴が逆に欠点に見えてしまうでしょう。
また、夏のクールビズが一般的となった現在ですが、ちょっとカジュアル感が強いので、クライアントとの大事な商談やプレゼンのときは避けたほうがいいかと思います。
旅行や出張にも使える
以上の点に当てはまらないなら、『10YC Shirts』は有用です。
洗い替えの枚数を減らせそうですし、時短にもつながるこのシャツは、出張のときなど、旅先での取り扱いにも優れています。
最悪でも、洗面台で手洗いしてから固く絞って部屋干ししておけば、翌朝にはまた着ることができます。
小さくたたんでも折りジワもつきにくいため、荷物を増やしたくない短期の旅行なら、これ1枚で乗り切るのもアリだと思います。
春らしい新色「サックス」も出ました
定番の白のほかに、これからの季節にピッタリの新色「サックス」もラインナップされていますので、要チェックです。
『10YC Shirts』は、公式サイトで購入が可能です。
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Photo: 田中宏和
Source: 10YC