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iFi-AudioのUSB DAC「pro iDSD」MQAフルデコード対応。レンタルも

トップウイングサイバーサウンドグループは、英iFi-AudioのUSB DAC/ヘッドフォンアンプ「Pro iDSD」において、MQAのフルデコードに対応する新ファームウェア2.01を提供開始した。同社サポートページから無償ダウンロードできる。

Pro iDSD

アップデートすると、MQAのフルデコーディングとレンダリングの機能追加が行なわれる。注意点として、「MQAファイルを再生する際は、再生ソフトのボリュームを最大にしてMQAを認識させる必要がある」と説明。また、MQA再生時はフィルターは機能しない。外部タイム・シンクロはUSB入力でのみ有効となる。

フルMQAデコーダーの追加にあたり、プログラムを書き直してオーディオ・システムの全体を合理化し、最適化。機能に影響を与えずにリソースの使用を減らしたという。USBやS/PDIF、I2S(無線LANモジュール用)の各オーディオも再設計し、「Version 2.01は驚異的なサウンドに仕上がった」としている。

ファームウェア2.01の主な改良点は以下の通り。

  • MQAデコーディングとレンダリングの機能を追加
  • USBフィードバックの問題を修正
  • DARSとWLCKクロック・シンクロ機能を追加
  • バグを修正

また、新ファームウェア適用でMQAに対応した「Pro iDSD」を、トップウイングサイバーサウンドグループが実施している一般ユーザー向けのデモ機貸出サービスの対象機種に追加した。WebフォームまたはFAXで申し込める。貸出期間は7日間。返送料はユーザー負担となる。

Pro iDSDをデモ機貸出サービスの対象機種に追加