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有楽町スバル座が53年の歴史に幕。10月中旬閉館へ

スバル興業は、映画館の有楽町スバル座を10月中旬頃に閉館すると発表した。閉館日が決定次第、同社Webサイトで案内される予定。

有楽町スバル座は、日本初の洋画ロードショー劇場であった丸の内スバル座を継承し、1966年4月の有楽町ビル竣工とともに開館。開館以来53年に渡り、「イージー・ライダー」、「スヌーピー作品」、「ブリキの太鼓」などの洋画や邦画を上映してきた。

閉館は3月14日開催の取締役会で決議されたもので、理由については「今後の映画興行事業の展望や施設の老朽化等を総合的に判断した」と説明している。

株主優待制度で提供する「有楽町スバル座ご鑑賞優待カード」の発行については、スバル座の閉館に伴い制度を変更。特典が全国のTOHOシネマズで使える「TOHOシネマズ ギフトカード」となる。対象の株主や変更内容の詳細は、同社サイト内で案内している。