ケーキ作りに関しては、私の場合、味には自信があるのですが、焼きあがったケーキを美しくデコレーションするのは苦手です。私には、繊細な作業をする忍耐力も美術的な才能も欠けているせいかもしれません。
でも、大丈夫。忍耐や美術的スキルがなくても、それほど手間をかけずにケーキをきれいに見せる方法があります。
クリームを塗らず粉砂糖を振りかける
ホイップクリーム、バタークリーム、マジパンなどでケーキを飾り付けるアイシング(フロスティング)は過大評価されています。
私のような人間には扱いが難しいだけでなく、ケーキに施す量が多過ぎて、ケーキの味が曖昧になります。代わりに粉砂糖を使ってみてはいかがでしょう。ケーキの味がぼやけるほど味が強いわけではなく、童話に出てくる妖精が振りかける魔法の粉みたいに見えますよ。
きれいな形に焼きあげたケーキの上から粉砂糖を全体的に振りかけるか、Stella Parksのやり方を真似してステンシルを使ってもいいと思います。
「ケーキステンシル」で検索するとたくさんの選択肢が出てくるので、その中から好みのものを選びましょう。
私はMichael’sのコウモリ型のステンシルを持っていて、年中使っています。
グレーズを流しかける
1点の曇りも無い鏡のようなミラーグレージングは、とても美しいですが、私には絶対できない離れ業です(涙)。
チョコレートやバニラ風味の砂糖でシンプルなグレーズを作り、リング状のバントケーキやパウンドケーキに流しかけるだけで、それらしく仕上がります。
グレージングしたケーキに、オレンジ、レモン、ゆずなどの柑橘類の皮を乗せたり、スプリンクルを振りかけて華やかにすると、デコレーションのスキルが無くてもごまかせます(買ってきたバタークリームをケーキに塗り、表面をヘアドライヤーで乾燥させると光沢のある仕上がりになります。)
スプリンクルをふんだんにかける
色とりどりのキャンディを細かく砕いてフロスティングの上に振りかけると、仕上がりをかなりごまかせます。
残念ながら、この裏ワザを使うには、まず、ケーキにバタークリーム塗る必要があります(焼きあがったケーキを冷やしてから作業すると楽にできますよ)。
バタークリームは何層も重ねて塗る必要はなく、1回まんべんなく塗るだけでOKです。クリームの塗り方がヘタでも、多少ケーキが崩れて粒が出ても、気にしないでください。
クリームを塗り終えたら、ケーキボードやスタンドの汚れを拭き取ってから、ケーキのトップとサイドに色とりどりのスプリンクルをそっと振りかけましょう。
子どものせいにする
家に小さい子どもがいるならラッキーです。クリームの絞り出し袋やキャンディやスプリンクルを子どもに渡して、「お手伝い」してもらいましょう。存分にやらせてください。ケーキの上に(清潔な)おもちゃを乗せたがったら、それもいいでしょう。子どもが創造力を発揮して作ったケーキなら、どんな出来上がりであっても誰も文句は言えません。
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Image: freestocks.org/Unsplash
Source: Brave Tart
Claire Lower – Lifehacker US[原文]