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216個の高精度抵抗で構成するR-2R搭載のXI Audio製DAC

トップウイングサイバーサウンドグループは、HDMIケーブルを用いたI2S接続対応のXI Audio製DAコンバーター「SagraDAC」と、ディスクリート構成のフルバランス型プリアンプ「Formula P1000」を発売した。価格は、SagraDACが490,000円、Formula P1000が315,000円。どちらも受注生産で、納期は約1カ月程度。

XI Audio「SagraDAC」

'18年秋開催のヘッドフォン祭で参考展示されていた製品で、スイス・ナグラ社プロフェッショナル部門のアジア代表でもあったMichael Xiao氏が心血を注いで開発した“渾身の力作”という。

SagraDAC

スペイン・バルセロナにある世界遺産「サグラダ・ファミリア」を名前の由来とした、最新のDAコンバーター。I2S接続方式(PS Audio方式準拠)のHDMI入力を備え、USB入力と共に、最大PCM 384kHz/DSD 256(11.2MHz)までの信号に対応する。

SagraDAC

DACモジュールは、Soekris社製サイン・マグニチュード27bit精度仕様の特注品で、216個の0.0012%超高精度抵抗によるR-2R部を通って出力する、独自のR-2Rサイン・マグニチュード・テクノロジーを採用。低歪みでナチュラルなサウンドを目指したという。

S/PDIF入力部(RCA/BNC)には、S/PDIFデジタル信号の0/1認識における閾値を変えることでロックの安定並びに音質向上を実現するS/PDIF Blade機能を搭載。ほか、USBインターフェイスに定評のあるAmanero製の特注チップ採用や、電源回路のディスクリート仕様、MOS-FET/BJT方式の電源を両採用している。

入力端子は、USB×1、HDMI×1、同軸音声デジタル×2、光音声デジタル×1、AES/EBU×1。出力端子は、XLR×1、RCA×1。

USB入力の対応OSは、Windows 7/8/10, Mac OS 10.6.8以降。WindowsではASIO NativeによるDSD再生、Mac OSではDoPによるDSD再生が可能。

全高調波歪は0.008%(-1dBFS)/0.03%(-60dBFS)、ジッターは0.8pS typical。ダイナミックレンジは130.5dB、SN比は127dB。消費電力は29W。外形寸法は、240×260×85mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4kg。

背面

Formula P1000

音質重視思想を貫いて設計したというプリアンプ。

Formula P1000

ディスクリート方式の設計にこだわり、パワー部にはMOS-FET電源を採用。4つの出力(L/R、Hot/Cold)をそれぞれ別電源設計とし、フルバランス仕様を実現した。

出力は駆動力に優れるプッシュプル回路。バイアス電流を通常必要量の10倍とした滑らかなA級動作とし「鮮度が高く、歯切れのいい、濃厚な音」としている。

入力端子はXLR×2、出力端子はXLR×1。6dB/15dBのゲイン切り替え機能を搭載する。

入力インピーダンスは10kΩで、周波数特性はDC–100kHz。全高調波歪は0.0005%、SN比は125dB、最大出力レベルは15Vrms。消費電力は9W。外形寸法は360×160×75mm(幅×奥行き×高さ)。

背面