この夏、試してみたいことの一つが「ワーケーション(Workation)」。
ワークとバケーションを合わせた造語で、日頃の環境とはまったく違うリゾートなどで旅を楽しみながらリモートワークで仕事もするという新しいワークスタイルのこと。
働き方改革、休み方改革が謳われる今こそ、発想の転換をして旅は「ワーケーション」にしてしまえばいいのです。
なぜ、会社員は休みが取りづらいの?
ルーティンワークのあるビジネスマンにとって、長期休みを取って旅行に行くのはハードルが高いもの。
「一生懸命仕事して、旅行に行くぞ!」
「旅行先では、絶対に仕事をしないぞ!」
と意気込むものの、なんとなくパソコンを持っていき、不本意ながら仕事してしまったり、思いっきり遊んだあと、そのシワ寄せに苦しんだり…。
1週間休みたいものなら、段取り、事前準備、実作業、根回し、休暇後のフォローまで、それはそれは負担の大きい重労働でした。
結果、自分も大変だし、誰もフォローしてくれないから休めない。休まない。有給は、あるのに使えない。
悪循環でしかありません。
ワーケーションなら、休んで働ける!?
もし、リゾートに身を置きながらも、オンオフはっきりスケジューリングして、仕事もできるとなれば、モヤモヤ感はありません。
ワーケーション、試してみる価値はありそうです。
(もちろん、リモートワークできる職種であったり、何より会社の理解や承認が必要なのは承知の上で)
ワーケーションのメリットは?
さらに、この4月より法人向けのワーケーション推進サービス「CAMPING OFFICE HAWAII」を開始する株式会社JTBと株式会社スノーピークビジネスソリューションズによると、チーム単位で行うワーケーションは企業が抱える課題を解決できる機会になると言います。
このサービスでは、JTBの現地提携ホテルやレストラン、レジャー施設などを使ったキャンピングオフィスを拠点に、スノーピークのフィールドギアや研修プログラムを活用したオフサイトミーティングの機会が提供されます。
オフィスとは、まったく違う自然環境に身を置き、社員同士がミーティングやキャンプをともに行うことで、チームビルディングや生産性・働きがいの向上・アイデアの創出など、様々なメリットがあるのだそう。
7つのメリット
1.クリエイティブアイディア
会議室では出てこない、クリエイティブなアイディアの創出が可能。
2.チームビルディング
テントを立てる、料理を作る、片付ける。共同作業を共に行うことでチームが1つとなり絆が深まる。
3.ビジョンシェアリング
自然の中での熱いトークは肩書きを越えて本音を出し合う絶好の機会。
4.クラウドリテラシー
テクノロジーの進化を認識し、それに対応できる人財に。
5.モラルエデュケーション
次に使う人のために何をしておくべきかを考える機会が、普段の仕事のクオリティを上げる。
6.コストダウン
ホテルや研修施設を利用するよりも大幅にコストダウンが可能。
7.クライシスマネージメント
災害時に企業活動を行うための備えになる。
ワーケーションで、有給休暇の取得促進を
さらにたっぷり頭を使った後でもリフレッシュポイントが、すぐそばにあるというのがワーケーションの最大の魅力。
ハワイであれば、勤務時間以外は泳いだり、買い物に出かけたり、ただゆったり過ごしたりと、アクティビティも選択肢も幅広く、有給休暇をプラスすれば、旅もしっかり満喫できそうです。
旅に出たいのになかなか行けないと諦める前に、ワーケーション!
「ワーケーションにすれば、生産性も上がってストレスフリーになれます」と、上司や同僚にプレゼンしてみては。
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Source: CAMPING OFFICE HAWAII,PR TIMES
Image: JTB/Snow Peak Business Solutions