大容量で使い勝手も良し!
キッチンで使うガジェットというと、何を思い浮かべますか? もしかしたら調理用ロボット・アームが真っ先に思い付くかもしれませんが、一般的にはパスタや卵をゆでるときに使うタイマーか、材料の重さを測るスケール(はかり)くらいなんじゃないかなと思います。
しかしテクノロジーは日々進化していくもの。今世の中には、材料の重さを測り、デジタル表示してくれる計量カップというものが存在し、しかも二ューヨーク近代美術館(MoMA)の、MoMAデザインストアにて売られているのです。
ではFresh Gadgetsが取り挙げた、「Peter's Pantry」の使い方をどうぞ。
「Peter's Pantry」は、調理の出発点は食材の計量であると考えているそうで、持ち手のLED表示はミリリットルはもちろんオンス、ポンドにも対応し、常に正確な重さを知らせてくれます。
軽量できるのは2.2ポンド(約998g)までとのこと。ABS樹脂とシリコン製なので熱にも強く、二重底になっているのでいずれかに液体や油などを測り、そのごジャブジャブ洗うのもカンタンとのことです。
MoMAとしても、使い勝手や清掃の手間を簡素化し、なおかつメートル法とヤード・ポンド法を瞬時に切り替えられ、容量と重量も計測できる多機能性に目をつけたとあります。
日本にもMoMAデザインストアがありますが、調べてみると「Peter's Pantry」は現在取り扱いがないようです。アメリカのストアではひとつ49ドル(約5,460円)とちょっぴりお高い金額で売られていますが...これがあれば目分量で白だしを入れすぎて、煮物をしょっぱくする事故は避けられることでしょう。
Source: MoMa Design Store, YouTube via Fresh Gadgets