5年ほど前から、ノートパソコンのWebカメラにカバーをつけています。きっかけは、カンファレンスでたまたまカメラカバーをもらったからで、セキュリティ上の懸念からではありません。
しかし実際、その脅威は現実に起こりうるものです。
ハッキングされる危険ももちろんありますが、マルウェアが侵入し、気づかないうちに映像を録画したり、音声を録音をされる可能性もあります。
『Oversight』はMac用のソフトウェアで、Macの内蔵マイクとWebカメラを監視し、マイクがアクティブになったり、アプリがWebカメラにアクセスすると、ポップアップ通知で知らせてくれます。
もちろん、こうしたソフトウェアを使う必要などないのが理想ですが、使ってみると、知らないうちにカメラやマイクがたびたび使われていることに気づくはずです。
マイク・カメラへのアクセスをお知らせ
ノートパソコンのWebカメラは通常、作動すると緑色のライトが点灯しますが、しばらくの間気づかないこともありえます。
また、あなたがSkypeやFaceTimeでWebカメラを使っている最中に、マルウェアが便乗して盗撮を行う可能性もあります。
Oversightを起動しておけば、アプリがマイクやWebカメラにアクセスしようとするたびにポップアップ通知が表示され、アクセスを許可するかどうかを判断することができます。
Oversightの開発者は、このソフトウェアを狙い撃ちで回避しようとすればおそらく可能であるとコメントしていますが、マスを対象としたマルウェア攻撃を防ぐのには間違いなく有効です。
あわせて読みたい
Image:Pexels, OverSight
Source: Emily Price- Lifehacker US[原文]