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“究極”のXeon W-3175X向けマザー「ROG Dominus Extreme」が遂にデビュー
CPU+マザー+クーラーの3点で税込65万円以上
2019年3月22日 08:05
“究極のXeon W-3175X用マザー”がASUSから登場、「ROG Dominus Extreme」が発売された。
店頭価格は税抜き184,800円(税込199,584円)で、販売ショップはツクモパソコン本店、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店、オリオスペック。
マザー単体でも非常に高価だが、Xeon W-3175X(税込388,779円)と対応水冷クーラー「Asetek 690LX-PN」(税込69,984円)も揃えると、合計価格は税込65万円以上となる。
ちなみに初回入荷分に関して、ツクモパソコン本店は「5枚入荷したが残りはあとわずか」、パソコン工房 秋葉原BUYMORE店は「22日中に売り切れた」、オリオスペックは「22日時点で在庫は極少量」という。
メモリは192GBまで増設可能、Intel C621チップセット搭載
ROG Dominus ExtremeはIntel C621チップセットを搭載したEEBフォームファクタ(基板サイズ355×355mm)のLGA3647マザーボード。
サーバー用ハイエンドCPUであるXeon W-3175X(28コア/56スレッド、ベース3.1GHz/ターボ時3.8GHz)に最適という製品で、同社は「Xeon W-3175Xを使いこなすための究極のマザーボード」と謳っている。
各フェーズのバースト電流を2倍にすることで、負荷の変化への迅速な対応を可能にするというパワーアーキテクチャーを採用したほか、CPUへの大電流の供給により発生するVRMの熱の対策として、ファン内蔵ヒートシンクを搭載した。チップセット用ヒートシンクにもファンが装備されている。
機能の多さや耐久性も特徴で、2枚付属する独自の拡張カード「ROG DIMM.2」による4基のPCIe M.2 SSDスロット、ビデオカードの重さや引き抜く際の負荷に耐える高耐久PCIeスロット「SafeSlot」、Aquantia製チップによる10GbE LANが搭載。ファン用電源コネクタや温度センサー用ヘッダ、RGB LEDストリップ用ヘッダなどを増設する基板「Fan Extension Card II」も付属している。
メモリスロットはDIMM×12(DDR4-4200対応、最大192GB)。拡張カードスロットはPCIe 3.0 x16×4。上記以外の機能やインターフェイスは1000BASE-T LAN、無線LAN(IEEE 802.11ac/n/a/g/b)、Bluetooth 5.0、U.2、SATA 6Gb/s、USB Gen2 3.1、8チャンネルサウンド(ROG SupremeFX)など。
[撮影協力:ツクモパソコン本店]