「基本無料」のはずのDropboxが、残念な発表をしました。

それは、無料(Basic)ユーザーはデバイス3台までの利用に限るという制限です。

4台以上のデバイスでDropboxアカウントを使いたい人は、月額1200円(年額12000円)のPlus、または月額2400円(年額24000円)のProfessionalプランへのアップグレードが必要になります。

例外として、この変更前からDropboxの無料アカウントを持っていてすでに3台以上のデバイスに関連づけている場合は、そのまま使えるそう。

新しいデバイスの追加はできません

つまり、たとえばスマホを買い替えたりしたときは、2台を残して登録を解除しなければ、新スマホからのアクセスはできないという仕組みです。

日常的に使うのは3台以下という人でも、なかなか受け入れがたい変更ではないでしょうか。プレミアムに移行するのか、Dropboxを完全にやめてしまうのか、悩む人が多いかもしれません。

関連デバイスを確認する

古いデバイスのうち、どれを維持するかを検討するだけで時間がかかります。

ウェブ上で確認するには、Dropboxにログインして、右上のプロフィールアイコンをクリックし、「設定」を開きます。

設定メニューから「セキュリティ」を選ぶと、下にスクロールした「デバイス」セクションに、Dropboxにログインしたことがある全デバイスが表示されます。

Dropbox設定画面のスクリーンショット
筆者の場合、こんなに長いリストになっていました。
Screenshot: Mike Epstein via Dropbox

残すデバイスをよく検討しよう

無料ユーザーは、今後のことを想定して、心の準備をしなければなりません。

つまり、Dropboxを毎日使うのか、週1回なのか、それとも月1ペースなのかを考えて、Dropboxのどこにメリットを求めるかを考えてください。

どの部分が時間節約になっていますか? よくアクセスする場所と、そうでない場所は?

あらゆる要素を考慮し、頭の中で重み付けをして、残すべきデバイスを決めましょう。

多くのデバイスに囲まれた時代に生きる私たちにとって、それはバカらしくてつらい作業です。

でも、Dropboxの無料ユーザーとして制限の中で生きていくには必要な作業であり、結果的に時間と不満を減らすことにつながるでしょう。

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Source: Dropbox

Graphic: Mike Epstein

Mike Epstein - Lifehacker US[原文