子どものごっこ遊びは最初の4回ぐらいは私も楽しめますが、83回目ともなると、疲れ果ててしまうのがオチでした。
そもそも私は、ごっこ遊びが好きではありません。ボードゲームやクレヨンやトランポリンを渡されたら、いくらでも楽しめる自信があります。
でも、プラスチックの食べ物を渡されたら、身を隠したくなります。終わりのないシナリオのように思えて、嫌気がさしてしまうのです。
Slateというサイトで、あの頃の私に読ませてあげたい記事を見つけました。
時間を決めて子どもと向き合う
同じシナリオを何度でも繰り返したい子どものニーズにこたえられる、Win-Winの方法が紹介されていたのです。
時間を決めて、純粋な視線を注ぎましょう。
その間は、ほかのすべてを忘れ、子どものやりたいことに集中してください。
面倒に思えるかもしれませんが、これで多大なる自由を手にできるのです。
スマホを置いて(これはマストです)、夕飯のことはしばし忘れ、遊ぶ我が子の様子をじっくりと見守りながら、徹底的に子どもの思いつきに付き合ってください。
タイマーをセットするといいでしょう。
1日のうちの20分を、レゴを使ったごっこ遊びに捧げるのです。
20分限定とわかっていれば、その時間のうちに何回「わん」と言えるかや、何頭の恐竜に襲われることができるかなど、自分なりの挑戦を楽しむことができるはずです。
時間はそれほど重要でない
20分は、私がなんとなく決めただけの数字です。
15分しか充てられないのであれば、15分でも構いません。あるいは、朝と夜に10分ずつのように分割するのもいいでしょう。
もちろん、30分取れる人は30分でも。時間の長さはそれほど重要ではなく、子どもと正面から向き合うという姿勢が大事なのです。
スマホは厳禁
絶対に見ないよう、手の届かないところに置いておきましょう。子どもは、親が自分に集中してくれている瞬間を敏感に察知します。
その信頼関係さえ築くことができれば、その他の時間に注意を払えなくても罪悪感を持たずに済むでしょう。
大切な時間だととらえる
その20分を、新たな業務と思わないでください。
少なくとも、子どもにそう悟らせないで。
嬉しそうに「よーし、お楽しみの20分がやってきたぞ!」と言うことで、この時間が親にとっても楽しい時間なのだと子どもが感じ、忙しい1日の中でも心から安心して遊べる時間になるでしょう。
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Image: Antonio Guillem/Shutterstock.com
Source: Slate
Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文]