5月1日に令和の時代を迎える。平成は残り10日余りとなったが、この間に超有名若手俳優Xが逮捕される可能性が急浮上している。以前から黒い噂があるXは、自分だけは捕まらないと踏んでいるのか、他人の前で堂々とコカインや大麻を吸引しているというから驚く、いやあきれるしかない。当然、捜査当局もこの情報をつかんでおり、平成最後の大物逮捕となるか――。

 3月にピエール瀧被告が麻薬取締法違反容疑で逮捕されたことで、芸能界には違法薬物に関して“警鐘”が鳴らされた。

「様々なジャンルで多くの仕事を抱えていたピエール瀧の逮捕によって、業界は大混乱に陥った。まだ確定していないが、瀧本人が負わなければならない損害賠償額も数億~数十億円になると予想されている。この“ピエールショック”を他山の石として、多くの芸能事務所は改めて所属タレントやスタッフに注意喚起しているのだが…」と芸能プロ関係者。

 だが懲りない人間はどこまでいっても懲りないし、他人の話に耳を傾けない。その代表格がXだろう。

 テレビ局関係者は「以前から薬物問題、女性問題が取り沙汰されており、素行不良で有名だったが、一向に成長する様子が見られない。むしろ年々、悪行に拍車が掛かっている状態で、いつ逮捕となってもおかしくない」と明かす。

 若手俳優界のトップクラスに位置するXは、10年以上前にデビュー。一躍人気俳優となり、映画やテレビドラマなど出演作は数知れず。世間の好感度も高く、多くの企業からCMキャラクターに起用されている。瀧被告も何本もの作品に出ていたが、そのほとんどが脇役。一方のXは主演作も多く、逮捕となれば瀧被告の時よりも何倍、いや何十倍もの激震が走るだろう。

 もういい加減、マジメに生きなければならない立場のXは、どんな悪事に手を染めているのか?

 ある広告代理店関係者は「大麻やコカインなどの違法薬物です。隠れてやっているならばまだしも、Xのヤバイところは他人の目がある場所で堂々と吸引しているのです。会員制のバーみたいなところで、平気で大麻を吸うのは日常茶飯事。当然、見た目やにおいで、大麻であることは一目瞭然です。別の機会にはコカインを鼻から吸引していたこともありました」と衝撃証言した。

 前出の関係者によれば、Xはいつもツルんでいるワル仲間と一緒にバーを訪れることが多く、常にモデルやグラドル、タレントの卵といった女の子たちをはべらせているという。ワル仲間はXが違法薬物を吸引しようが慣れたもので、誰も注意しないが、女の子たちの反応は別。特に初めてその場に同席した女の子は驚き、自分が所属する事務所の人間や知り合いの芸能関係者などにXの様子を報告している。

「あちこちでXの違法薬物情報が飛び交っています。逮捕されないのが不思議なくらいだ、と言われるほど。それでもやめないのだから、もはや病気です」(前出の関係者)

 Xの悪行は芸能界の枠を飛び越えて、捜査関係者の間でも知れ渡っているという。

「当局がマークしている芸能人の一人であることは間違いない。かなり捜査が進んでいるとの情報もあり、残り少なくなった平成のうちに逮捕となっても全然不思議ではない」(捜査事情通)

 Xは自身で考えている以上に、土俵際に追い詰められている。

【ワガママ放題 撮影中のトラブルも】Xの評判が悪いのは、決して最近のことではない。デビューしてすぐに売れっ子となってから、ずっと悪い噂はついて回った。

「若かりしころはよく、大企業のボンボンなどと毎晩のように遊び歩いていました。ボンボン仲間が“ヤリ部屋”を借りており、そこに女の子を集めて飲むこともしょっちゅうありました。クラブのVIPルームで、酔っ払って一緒にいた女の子とキスとか普通にありましたよ」と芸能プロ幹部。

 昔から、良く言えば他人に見られようが堂々としている、悪く言えば芸能人としての自覚がなかったのだ。撮影現場でもワガママで知られ、現場でモメたことは一度や二度ではない。

 にもかかわらず、干されることなく、映画やドラマの出演が途絶えないのは「人気はもちろんのこと、演技や存在感を評価する関係者も多い。だからこれだけ悪評がありながら、10年以上も芸能界でやってこられたのです」と映画関係者。

 奔放な女性関係や現場でのワガママならば許容できても、犯罪となると話は変わってくる。逮捕されれば、芸能界から消えてしまうだろう。